「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は2026年8月29~30日に有明GYM-EXで開催された「ハムフェア2026」にブースを出展。各種現行製品のほか、今後発売予定のアンテナや関連製品など4アイテムを参考出品した。

「ハムフェア2026」の第一電波工業ブース

第一電波工業の今回の参考出品
第一電波工業が「ハムフェア2026」の同社ブースで展示した参考出品は次のとおり。スペックはブースに掲示の説明パネルと同社発行のメディア向け資料から引用した。この4アイテムはいずれも「今後発売予定」という説明だった。
★スーパーショートタイプ 屋外型ATU用エレメント「ATE750」
各メーカーから発売されている屋外設置タイプのATU(オートアンテナチューナー)に接続するエレメントとして、同社の「CPATU」(3.5~50MHz帯対応、全長4.6m、重量2.5kg)が大人気となっているが、今回のハムフェアではエレメントを全長2mのファイバー形式にダウンサイジングした「ATE750」を昨年に続いて参考出品した。
市販のATUと組み合わせて7~50MHz帯に対応。カウンターポイズは5m長を3本(50MHz帯運用時は1本)使用する。コンパクトで組み立ても容易なことからCPATUを設置することが難しいアパマンユーザーだけでなく、移動運用時にも最適という。
<スペック>
・対応周波数:7~50MHz帯
・全長:約2m
・耐入力:200W(SSB)
・重量:約1.6kg(取付金具を含む)
・耐風速:40m/Sec
・発売時期:2026年12月(予定)
・価格:未定

スーパーショートタイプ 屋外型ATU用エレメント「ATE750」(矢印)。エレメント下部から伸びるワイヤーにATUを接続する。エレメントはファイバー形式(全長2m)なので、一見するとV・UHF帯のGPアンテナのように見える

ATE750は各メーカーの屋外設置タイプのATUと接続可能(写真のATUは展示説明用のダミー)。カウンターポイズは5m長を3本(50MHz帯運用時は1本)使用することを推奨
★7/21MHz帯V型ダイポール(ロングエレメントタイプ)「HFV40H」
昨年の「ハムフェア2025」では、好評発売中の7MHz帯V型ダイポール「HFV40」のエレメント長を従来の片側2.3mから3.6mにして「飛び」「受け」の改善と、SWR1.5以下帯域の拡大化を図った「HFV40H」を参考出品したが、今年はそれをさらにグレードアップ。両端にサブエレメントを取り付けて7/21MHz帯のデュアルバンドダイポール化を実現した。
<スペック>
・周波数:7/21MHz帯
・耐入力:200W(SSB)、70W(CW)
・VSWR:1.5以下
・発売時期:2026年11月(予定)
・価格:未定

矢印のアンテナがV型ダイポール(ロングエレメントタイプ)「HFV40H」。今年はエレメントの先端にサブエレメントを装着、7MHz帯だけでなく21MHz帯にも対応する仕様になった

「HFV40H」のサブエレメント部分。短いほうが21MHz帯のようだ
★28MHz帯ハイパワー対応グランドプレーンアンテナ「GP28V」
昨年の「ハムフェア2025」で、28~29MHzにおける空中線効率を追求し、FT8でのハイパワー連続送信を可能にするベビーデューティータイプの5/8波長GPアンテナ「GP28V」(全長約6.3m、利得約3.6dBi)を展示したが、今年はそれをブラッシュアップ。全長は5.6mに変更となった。
<スペック>
・周波数:28MHz帯
・全長:5.6m(変更あり)
・耐入力:1kW
・重量:未定
・VSWR:1.5以下
・発売時期:2026年11月(予定)
・価格:未定

28MHz帯ハイパワー対応グランドプレーンアンテナ「GP28V」(矢印)。昨年の参考出品時よりも全長がやや短くなった

28MHz帯ハイパワー対応グランドプレーンアンテナ「GP28V」の給電部
★小型軽量バラン「BU15」
移動運用に便利な小型バランの「BU15」を初展示。3~60MHzに対応し、HF帯における各周波数で簡単にダイポールが作成できるように堅牢で小型軽量化。ワイヤーダイポールだけでなく、マウントを使ってロッドアンテナやスクリュードライブアンテナを使ったダイポールの給電部にも使用できるという。
<スペック>
・対応周波数:3~60MHz
・インピーダンス:50Ω(1:1)
・耐入力:100W(PEP)
・重量:約140g
・発売時期:未定
・価格:未定

BU15+7MHz帯ワイヤーエレメントの組み合わせ使用例

BU15+マウント+50MHz帯ロッドアンテナの組み合わせ使用例

BU15+マウント+7~50MHz帯スクリュードライブアンテナの組み合わせ使用例
どれも発売開始が楽しみな製品だ。今後発売が決定次第、hamlife.jpでも速報していく予定だ。
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●関連リンク:第一電波工業(9月18日現在、ハムフェア2026の参考出品に関する情報は未掲載)
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