国立研究開発法人 情報通信研究機構の「宇宙天気予報」のデータによると、2026年9月18日(金)の太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)が「7」となり、激減している。2024年後半から2025年ごろにピークを迎えたサイクル25も下降期に入り、今年(2026年)2月22日に一時SSNが「0」を記録した(2026年2月24日記事)。その後はやや持ち直していたが、9月10日ごろから急激に下降し、久しぶりに「10」を下回る状態となっている。それを物語るように、掲載された同日の太陽黒点映像に黒点が肉眼では見当たらない。アマチュア無線家のブログには、SSN減少と、それにともなうコンディション低迷を嘆く書き込みもみられる。

直近1か月間の太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)の推定値。直近の2026年9月9日(水)と10日(木)の「105」をピークにして徐々に下がってきたことがわかる(宇宙天気情報センターのWebサイトから)
いよいよ秋の大型連休「シルバーウィーク」が始まった。日本列島へ台風25号の接近も気になるが、この休みを利用して、DX交信を楽しみにしているアマチュア無線家も多いだろう。
しかし、お空のコンディションの指針となる黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)の数値が芳しくない。多くの無線家が参考にしている国立研究開発法人 情報通信研究機構の「宇宙天気予報」の数値を見ると、直近の2026年9月9日(水)と10日(木)の「105」をピークにして徐々に下がり、9月18日(金)には「7」を記録。さらに海外の観測データでは9月19日(土)の4時UTC(日本時間9月19日13時)頃には「0」を記録した。

お馴染み、太陽活動などがわかるN0NBH局のブログパーツ。9月19日04:35UTCには太陽黒点数「0」を表示していた
一方で、太陽から放射される2.8GHz付近の電波の強さを表す指標で、アマチュア無線などの短波帯における電離層のコンディションを測る目安となる「SFI(ソーラーフラックスインデックス)」は「96」と、こちらは比較的良好な数字となっている。また、HF帯では15以下が望ましいと言われる地球側の地磁気活動を表す「A-Index」が「6」、HF帯には3以下が望ましいと言われる「K-Index」が「1」と、どちらも穏やかな状況だ。
DXクラスターを見てもHFの24MHz帯や28MHz帯、VHFの50MHz帯のDX入感リポートは少なく、ハイバンドのコンディションが芳しくないことが伝わってくる。

SPACE WEATHER PREDICTION CENTERが公表した太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)。2024年後半から2025年ごろにピークを迎えたサイクル25も下降期に入っている(SPACE WEATHER PREDICTION CENTERのWebサイトから)
●関連リンク:
・太陽黒点(宇宙天気情報センター)
・宇宙天気情報センター
・SOLAR CYCLE PROGRESSION(SPACE WEATHER PREDICTION CENTER)
・太陽黒点 殆ど無い(King of Hobby 無線の日記帳 from 広島)
・黒点数が激減(JA6VQAのblog)
・太陽の活動がまるでボトム(JA7QQQ 気ままな絵日記)
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