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<学生教育にフィーチャーしたSSTV画像を送信>日本時間10月2日(金)18時~10月7日(水)0時55分、国際宇宙ステーション(ISS)から437.55MHz(FM/10W)でSSTVイベントを実施

日本時間の2026年10月2日(金)18時00分から10月7日(水)0時55分まで、国際宇宙ステーション(ISS)からARISSスクールコンタクトなどの学生教育にフィーチャーした複数のSSTV(Slow Scan Television)画像がアマチュア無線バンド(437.55MHz/FM)を使って繰り返し送信されるイベント「シリーズ33」(コールサインは「RS0ISS」)が行われる。

 

 

 

機械翻訳「ARISS SSTVシリーズ33では、学生教育に焦点を当てた画像がフィーチャーされ、国際宇宙ステーションから10月2日~6日に送信されます」(ARISS – Amateur Radio on the ISSから)

 

 今回の「シリーズ33」のテーマは「学生教育」で、ARISSスクールコンタクトなどの学生教育に焦点を当てた画像がフィーチャーされる。5日間のイベント期間中、北海道から沖縄までISSが日本の近くを通過するパスが複数回あるが、430MHz帯を使ったISSからの信号はドップラーシフトによる周波数変動が最大で上下12kHz程度になると考えられるため、クリアな画像の受信には指向性と利得のある八木アンテナなどの設備が必要になるだろう。

 

 

●ISS-SSTVイベント「シリーズ33」

 

テーマ:学生教育

 

期間(日本時間):
イベント開始:10月2日(金)18時00分
イベント終了:10月7日(水)0時55分

 

コールサイン:RS0ISS
周波数: 437.55MHz (+/- ドップラーシフト)
ARISS送信電力:10W
SSTVモード:Robot 36
スケジュール:36秒ON/2分OFF

 

 

 いままでISSからのSSTV画像の送信は145.80MHz(FM/25W)が使用されてきたが、無線機器のトラブルの影響で、最近では437.55MHz(FM/10W)が使われるようになっている(2026年4月7日記事)。そのため、弱い信号でも比較的画像が再現しやすい(1枚の画像の送信に要する時間が短い)SSTVの「Robot 36モード」で送られてくる。

 

「Robot 36」は低解像度なので1枚を送るのに要する時間が短くて済む。これは430MHz帯のほうが、145MHz帯に比べてドップラーシフトが大きく、さらに今回のイベントでは出力が10Wと小さく、弱い信号でも比較的画像が再現しやすくなることを考慮したためだと考えられる。

 

 

【PD120モードの特徴】

・時間をかけて高解像度の画像が送れる
・ISSのSSTVイベントなどでよく使われる定番方式(モード)
・送信時間は約120~126秒で、解像度は640×496ピクセル
・ISS送信時のドップラーシフトは+/-5kHz程度

 

【Robot 36モードの特徴】

・カラーモードとして古くからある
・弱い信号でも比較的画像を再現しやすく
・小型衛星からのSSTV送信などで用いられることが多い
・送信時間は約36秒で、解像度は20×240ピクセル
・ISS送信時のドップラーシフトは+/-12kHz程度

 

 

 

<参考>運用期間中の日本各地ISS飛来時刻(地域によっては一部)
(時刻はJST、JAMSAT公表のデータから)

 

※2026年9月29日時点で公表されているデータを基に作成しています。ISSの軌道修正などのため、飛来日までに日数がある場合の予測データは実際の飛来時刻とずれが生じることがあります。受信前に最新のデータをご確認ください。
※ロケーションやアンテナにもよりますが「仰角30度以上」がSSTV画像の良好な受信の目安です(下表では特に良好に受信できると予測されるピーク時の仰角に「※」を付記しています)。

 

 

 

 

 なお、日本の近くをISSが通過しない時間帯でも、世界各国にある「Web SDR(Software Defined Radio=ソフトウェアラジオ)」を通じて、インターネット経由でSSTV信号を受信することができるだろう。ぜひ挑戦してみてほしい。

 

 ヨーロッパや北・南アメリカを中心にまとめた「WebSDRリスト」が便利だ。記事下の「関連リンク」から確認してほしい。

 

 

 

 

 
 
 

 使用される周波数は437.55MHz(ドップラーシフトによる+/-12kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(Robot 36モード)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」「SSTV Slow Scan TV」など便利なスマホアプリもある。

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。過去に実施されたISSから送信されたSSTV画像は多くの局が受信に成功し、X(旧Twitter)やFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

 SSTV画像の送信は、ISSでの使用を想定した特別仕様モデル、JVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710GA」が使用される見込みだ。2020年初めに、SpaceX社のCRS-20(Falcon9ロケット)で打ち上げられ、ISSの欧州実験棟「Columbus(コロンバス)」に搭載された(2020年3月13日記事)。

 

 

JVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710G」

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

<特別仕様「TM-D710GA」が欧州実験棟に>JVCケンウッド「当社製アマチュア無線機の国際宇宙ステーションへの搭載が決定」と発表

 

 

 

●関連リンク:
・ARISS – Amateur Radio on the ISS
・ARISS SSTV Gallery
・WebSDRリスト
・国際宇宙ステーション(JAXA 有人宇宙技術部門)
・国際宇宙ステーション(Wikipedia)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト MMSSTV
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・#きぼうを見よう(KIBO宇宙放送局)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 

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