誠文堂新光社が刊行する、小中学生向けの科学入門誌『子供の科学』が、2013年11月号の誌上で、4~9月号で行った読者アンケート調査の結果を発表している。それによると「取ってみたい資格」の項目で「アマチュア無線」が、「自動車の運転免許」「医師・獣医師免許」を抑え、ダントツの第1位を獲得したことが判明した。
この調査は月刊誌「子供の科学」の2013年4~9月号で実施した読者アンケート結果を集計し、特別企画の「KoKa読者白書2013」としてまとめた記事中で発表されたもの。
それによると、同誌の読者層は第1位が「小学校6年生」で、以下「小学校5年生」「小学校4年生」「中学校1年生」「中学校2年生」の順となっている。また男女比では男:78%、女:22%である。
注目される「取ってみたい資格は?」のアンケート結果は次の順位だ。
第1位:アマチュア無線 22.6%
第2位:自動車の運転免許 9.4%
第3位:医師・獣医師免許 7.5%
第4位:気象予報士
第5位:危険物取扱者、調理師、建築士、小型船舶
※第1位~第3位のパーセンテージはJARDの紹介記事より
圧倒的な差を付けて「アマチュア無線資格」が、取ってみたい資格の第1位になった背景には、同誌が長年「アマチュア無線入門」の連載ページを設けて啓蒙を行っていること、それにより読者の小中学生たちが「頑張れば取得できる、魅力ある(カッコいい)資格」と認識していることが考えられる。
このアンケート結果はアマチュア無線界にも反響を与え、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)のWebサイトでは『子供の科学2013 11月号に掲載された「みんなの声を大調査!! KoKa 読者白書2013」の「取ってみたい資格は?」のアンケートにおいて、アマチュア無線が1位という結果が出ています』と特別ページを設けて報じている。
一人でも多くの小中学生が、アマチュア無線技士の資格を取得し、この世界への“早期入門”をはたして欲しいものだ。
●関連リンク:
・コカねっと!(誠文堂新光社・子供の科学)
・みんなの声を大調査!! KoKa読者白書2013(コカねっと!立ち読みページ=PDFで1P目のみ)
・取ってみたい資格 アマチュア無線が第1位!(JARD)
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