「ヤマト運輸がQSLビューローの発送拒絶」記事が2週続けて1位に！その後、JARLは郵便などへの切り替えを告知－－5月24日（日）～5月30日（土）まで先週の記事アクセスランキングTop10

先々週のランキングに引き続き、1位となったのは、「＜会員からのクレームでヤマト運輸がQSLビューローからの発送を拒絶＞JARL、『22回理事会報告』をWebサイトに掲載」だった。JARLが公表した「22回理事会報告」の記載の中に、QSLビューローが行っている会員向けQSLカード発送について、ヤマト運輸が突然“引き受け拒絶”したことや、ハムフェア関連のアンテナ工事費に異常値（予算）があり、タワー工事業者と連盟の特定理事の軋轢によるものだったとして、当該理事にアマチュア無線フェスティバル実行委員を降りてもらい修復を図りたいという事実が確認できたという記事だった。その後、JARLは会員向けに、「ヤマト運輸株式会社のクロネコメール便の廃止にともない、平成27年9月以降の発送方法変更の準備を進めておりましたが、諸般の事情により平成27年5月発送分以降のQSLカードについて、郵便などを利用しての発送に変更いたしました」と告知した。

　2位には、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会（JARD）が、7月1日からインターネットを利用した“eラーニング”による「第二級アマチュア無線技士養成課程」を実施するため、同協会のWebページで申し込みを受け付けることを発表したというものだった。併せて、今回行われる「eラーニング」のデモ版（体験版）も公開された。実は4位にランクインしたのが、受講の申し込み期間が5月25日から5月30日（消印有効）まで6日間限りという短さで、しかも郵送による受け付けという条件にもかかわらず、わずか3日半にして定員の4倍を超える200名以上から申し込み書類が届いたことが判明したニュースだった。“2アマ資格”に対する、アマチュア無線家の関心の高さがうかがえる結果となった。

　そして5位は、「＜青函連絡船の無線室を訪問＞タモリ、5月30日（土）放送のNHK『ブラタモリ函館編』で再びモールス通信の腕前を披露!!」という、ご存じ、アマチュア無線技士の資格を持つタモリ（森田一義氏）が、NHKの人気番組「ブラタモリ」で、青函連絡船記念館「摩周丸」の無線通信室に訪れ、縦ぶれ電鍵を使ってモールスのキーイングをするシーンが流れるという事前予告の記事。番組は無事に放送され、キーイングの様子や送信装置に興味深く見入る様子が流た。とくにラックに収まった送信機のシーンでは、外していた終段管、そしてアマチュア無線家にとって馴染みの深い、ドライバとして使用しているらしい5極管の「6AQ5」、水晶発振子などの談義に華を咲かせていたタモリが印象的だった。放送後、TwitterやFacebookなどSNSを中心に、多くのハムがこの話題で盛り上がったことは言うまでもないだろう。