鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県を管轄する総務省中国総合通信局は、ICT（情報処理、および情報通信）による中国地域の活性化を目指す取り組みなどを紹介する「中国地域の情報通信2014」を発表した。資料には、管内におけるアマチュア無線技士の資格別従事者免許付与数の推移や、電波監視関係では不法・違法無線局対策、通信妨害申告件数の推移などが載っている。
この度、中国総合通信局がまとめた「中国地域の情報通信2014」は全44ページからなる資料で、「第1部（章） 情報通信関係」「第2部（章） 放送関係」「第3部（章） 無線通信関係」「第4部（章） 電波監視関係」「第5部（章） 信書便事業関係」の5つに分かれている。
我々、アマチュア無線家に関係するデータは、「第3部（章） 無線通信関係」と「第4部（章） 電波監視関係」で紹介されている。管内の資格別アマチュア無線技士の数は、第一級が1,716、第二級が4,784、第三級が12,938、第四級が219,417となっている（平成26年3月末現在）。また、アマチュア無線技士の「年度別従事者免許付与数の推移」では、平成22年度が818人、平成23年度が785、平成24年度が805、平成25年度が820、総付与数は238,855と、直近3年間は増加傾向が見られる。
そのほか、不法・違法無線局対策など興味深いデータが紹介されている。詳しくは下記の関連リンクからPDFデータで確認できる。
無線従事者数や管内の船舶共通通信システム免許状況（スポーツ・レジャー船、漁船）の紹介（同資料から）
不法・違反無線局に対する措置の強化なども載っている（同資料から）
●関連リンク：
・中国総合通信局 中国地域の情報通信2014（平成26年10月作成）
・総務省 情報通信（ICT政策）
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