一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会（JARD）は、今年で創立25周年を迎えることから、さまざまな記念行事を予定している。2016年5月24日からは特別コールサインの記念局「8J25JARD」の運用が始まり、同協会の本部で関係者による開局式が行われた。
8J25JARD/1を運用する、JARDの有坂会長
JARD25周年記念特別局「8J25JARD」は、愛知県内を常置場所に東海総合通信局で無線局免許を受けた50W局（移動する局）で、これから免許満了となる2016年12月末まで、JARD関係者による全国各地からの移動運用が予定されている。
これに先立ち、5月24日には東京・巣鴨のJARD本部において関係者出席のもとで開局式が行われ、有坂JARD会長（JA1HQG）が運用する8J25JARD/1と、東京・大塚のJARL中央局、JA1RLとの間で記念交信が実施されたほか、一般のアマチュア無線局との交信も行われた。
8J25JARDの無線設備（IC-7100M、FT-991M）が置かれた、JARDハム教室の無線運用卓
JARD本部が入居するオフィスビルの屋上に、第一電波工業のHFV5を設置
関係者が集まって15時30分から「開局式」が行われた
8J25JARDの無線局免許状。創立25周年にふさわしいコールサインとなるよう、2エリア愛知県内の常置場所で開設した
今後の8J25JARDの運用スケジュールは、JARDのWebサイトで順次告知されていく予定だ。
●関連リンク：
・「JARD創立25周年記念特別局」の開局について（JARD）
・JARDホームページ
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