無線従事者国家試験を実施している公益財団法人 日本無線協会は、2014年4月以降に実施する各資格の国家試験(無線工学)において使用する回路図などの図記号を、JIS C 0617に準拠した「新図記号」に変更すると告知している。これから無線従事者国家試験に挑戦する人は要注意だ。
日本無線協会は、2014年4月以降に実施する各資格の国家試験(無線工学)において使用する回路図などの図記号を、これまでのJIS C 0301に準拠したものから、新図記号(JIS C 0617)に変更することを、2013年春から告知している。
このほど、実施時期が近づき、受験申請書の受付も順次始まることから、同協会のWebサイト上に「平成26年4月以降の無線従事者国家試験に用いる図記号の記載例」という、具体例をPDF形式で発表した。
抵抗やトランジスタ、FET、スイッチ、アンテナなど、アマチュア無線家が長い間慣れ親しんだ形状の記号が大きく変わるものもあるので、受験予定がない場合も一度確認をおすすめしたい。
●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・無線従事者国家試験の無線工学の試験問題における図記号の取り扱いについて
・無線従事者国家試験の無線工学の試験問題における図記号の取り扱いについて(その2)
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