ポルトガルの電気通信当局ANACOMは、同国のアマチュア無線局に対し、一時的措置として160mバンドのうち1850~2000kHzを、2014年のいくつかの大きなコンテストに限って解放することを認めた。他の用途には拡大しない。
ポルトガルのハムは、上記の160m帯の一部を、今年の「CQ World Wide 160Meter Contest(CW)」「the ARRL International DX Contest(CW、Phone)」「the King of Spain Contest(CW、Phone)」「the IARU HF Championship」「the CQ WW DX Contest(CW、Phone)」「the ARRL 160Meter Contest」に限定して使用できる。
ANACOMは「この周波数帯の認可は、その他の目的のアマチュア無線や ラジオ放送には適用されない」と声明で述べた。また、運用時はラジオ放送に混信を与えてはいけない。また、今回のANACOMの許可は暫定的で、今後の同バンド帯の使用につながるものではないとしている。
現在、ポルトガルでは、160m帯アマチュアバンドとして1810~1830kHzが最大200W(EIRP)で、さらに1830~1850KHzは最大1500W(EIRP)で許可されている。 (ARRLニュース 1月29日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL )
●関連リンク:「Portugal’s Radio Amateurs Granted Temporary Access to 1850-2000 kHz for Contests 」ARRL NEWS
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