「160mバンドに関心をお持ちの方々にお集まりいただき、親睦を深め、多少の技術的な研鑽も磨く場を提供できれば」という趣旨で、“トップバンド”とは呼ばれる“160mバンド(1.9MHz帯)”をこよなく愛する無線家が一堂に集まる「Tokyo Top Band Meeting(東京トップバンド・ミーティング)」が、海外からのゲストを交えて今年も「ハムフェア2016」開催日の前日となる8月19日(金)に開催される。定員は先着順で50名、セミナーと懇親会込みの会費は10,000円。事前申し込みが必要。なお、「アクテイブ・トップバンダーに限らず、少しでも160mバンドに関心のある方の参加をお待ちしてます」と事務局ではアナウンスしている。

昨年開催された「Tokyo Top Band Meeting」の様子(事務局提供)
今年はClubLog開発者として著名なG7VJR・Michael氏と、世界的なDXペディションを数多く成功させているG3ZAY・Martin氏がゲストとして参加し、トップバンドに関する講演のほか、本年4月にJI1AVY・小口氏と事務局メンバーで実施した東チモール民主共和国(4W)へのDXペディションにおいて「SAL-30」を活用した160mバンド運用報告も予定している。
●「2016 Tokyo Top Band Meeting」概要
日時:2016年8月19日(金)
15時~18時 講演会
18時~20時 懇親会
場所:ホテルサンルート有明
〒135-0063 東京都江東区有明3-6-6
(最寄はりんかい線国際展示場駅またはゆりかもめ国際展示場正門駅)
会費:10,000円(セミナー・懇親会込み)
定員:先着50名
後援:CQ ham radio
協賛:Tokyo610 DX Group,アイコム(株)
お申込みはメールにて事務局(tokyo-tb(アットマーク)jouban.jp)まで
詳細は http://jouban.jp/ をご覧ください
講演内容:
1.リモートシャックの構築と運用について
JJ3PRT・青木洋二氏
2010年秋の運用開始後、毎年改良に改良を重ねて完成度の高い160mシステムの構築にたどり着きました。送受信システムに続き、シャックを共同管理しているメンバーの知恵と創意を集結してリモート運用システムと避雷システムも完成させました。システムの全容とリモート運用の実践ノウハウについて紹介します。
2.DXペディション局へ日本からの160m電波伝搬に関する解析について
G7VJR・Michael氏
ClubLog開発者のMichael氏には,先日行われたVP8やK5PなどのDXペディション局と交信したJA各局の160mバンドの交信データを利用して、日本からの伝搬について解析した結果を発表していただきます.これまで私たちが信じてきたトップバンドの電波伝播理論と、果たして合致する結果となるのかどうか楽しみです。
3.DXペディションにおける160mオペレーションスキル
G3ZAY・Martin氏
DXペディショナー、コンテスター、そしてケンプリッジ大学無線協会(G6UW/GJ6UW)会長として著名なMartin氏には,自身がオペレータとして参加したZD7、ZD8、VP8/F、VP8/SGでの各DXペディションにおける,160mバンドでの経験談を講演していただきます。
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<JAオペレーター5名で運用!!>4月5~11日、東チモール民主共和国(4W)から160m~10mで運用!!
●関連リンク:「2016 Tokyo Top Band Meeting」の講演内容の案内
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