「CQ ham radio」「トランジスタ技術」などの月刊誌で知られるCQ出版社は、学生と新人エンジニアを対象とした小冊子「トラ技ジュニア(トラ技Jr.)」を年4回刊行している。その通巻30号となる2017年夏号が7月10日に発売される。同号には「検証! 電離層反射と電波の伝わり方」「実力テスト! 920MHz帯“サブGHzセンシング”」などの無線記事も掲載。同社Webショップでの頒布価格は378円(税・送料込み)だが、学生と25歳以下の新人エンジニアは無料配布が受けられる。
CQ出版社によると「トラ技ジュニア」は2011年6月の創刊で4・7・10・1月の年4回刊行。親雑誌「トランジスタ技術」の強みである実用性を重視した内容で、『第一線のプロが現場の生きた技術をかみくだいて解説します。技術者の卵である学生と新人エンジニアを応援します』というコンセプトの小冊子だ。学生と25歳以下の新人エンジニアには無料で配布され(要申し込み。学生は先生経由で最大15部まで可能)、一般向けには同社Webショップから各号378円(税・送料込み)で頒布が受けられる。
通巻第30号となる「2017年夏号」(7月10日刊行)では、学生にアマチュア無線を知ってもらう活動の一つとして「電波実験室」という記事が掲載され、Eスポ伝搬で沖縄のFM放送が日本各地で聞こえる現象についてを解説している。筆者はYouTubeの「ももチャンネル」で知られる小野広樹氏だ。
この受信実験の模様は、YouTubeの「ももチャンネル」でも公開されている。
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そのほか、同号の記事内容は下記の目次を参照。無線や電子回路に関する読み応えある記事が満載で、読者プレゼントコーナーもある。
同誌の無料配布対象者の申し込み方法と、Webショップでの購入方法は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・トラ技ジュニア
・トラ技ジュニア(CQ出版社WebShop)
・Eスポ発生! 岐阜県で沖縄のFMラジオ受信(FM沖縄)市民ラジオやアマチュア無線なしで楽しむ電波の不思議(ももチャンネル)
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