3月21日(水・祝)の9時から15時までの6時間にわたり、特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめる無線ジャンル“ライセンスフリー無線”の一斉交信イベント「春の一斉オンエアディ2018(通称「春オン2018」)」が開催される。日を追うごとに暖かくなりだしたこのシーズン、思い思いの場所に移動し普段は繋がりにくい地域から無線を楽しむ、“フリラー(愛好家)”たちの全国規模の祭典だ。とくに合法CB無線(市民ラジオ)では、Eスポなどの発生で遠距離交信に期待が膨らむイベントになるだろう。
ライセンスフリー無線のファン、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント、「春の一斉オンエアディ2018(通称「春オン2018」)」が3月21日(水・祝)の9時から15時まで6時間にわたり開催される。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)でここ最近の使用頻度が高いのは8ch(27.144MHz)/5ch(27.088MHz)/4ch(27.080MHz)の順となる。この季節、コンディション的にはグランドウェーブが中心となるものの、短時間だがスキャッターやEスポが突発的に発生し遠距離交信ができるだろう。合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線ともに「集中呼び出しタイム」が設けられているので、チャレンジしてみよう。
なお、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動して交信を楽しもう!
●「春の一斉オンエアディ2018(通称「春オン2018」)」実施要綱
■開催日時:
2018年3月21日(水・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
送信出力が少ないライセンスフリー無線は“移動運用”がメイン。暖かくなるこの季節、お天気がよければ、なるべく高く、見通しのよい場所から「春の一斉オンエアディ2018(通称「春オン2018」)」に参加することをおすすめする
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
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