アイコム株式会社は29018年9月14日、同社のハンディタイプの広帯域受信機・IC-R30をリモート操作できるiOS対応のスマートフォン用アプリ「RS-R30I」を14日夕方以降にApp Storeで無償配信することを発表した。ファームウェアをVer 1.10以降に更新したIC-R30と同アプリを導入しBluetoothで接続することで、2波同時受信でのVFO運用、メモリーチャンネル運用、スキャン、録音操作を可能にするほか、ボリュームやスケルチの設定などの操作や機能設定を実現する。なおAndroid専用アプリ「RS-R30A」は10月に公開される予定だ。
【2018年10月12日 追記】Andoroid専用アプリ「RS-R30A」が2018年10月11日に公開された。ダウンロード先は下記関連リンク参照。
アイコムのプレスリリースから抜粋で紹介する。
ハンディレシーバーIC-R30をリモート操作できるスマホアプリ「RS-R30I」の無償ダウンロードを本日より開始
アイコム株式会社は、広帯域ハンディレシーバー「IC-R30」をリモートコントロールできるiOS専用アプリ「RS-R30I」の無償配信を本日夕方以降に開始します。またAndoroid専用アプリ「RS-R30A」も10月中より無償配信を開始する予定です。
RS-R30I/RS-R30Aは、広帯域ハンディレシーバーIC-R30(2018年3月発売)をスマートフォンからリモート操作できるアプリです。IC-R30とスマートフォンをBluetoothで接続し、2波同時受信でのVFO運用、メモリーチャンネル運用、スキャン、録音操作を可能にするほか、ボリュームやスケルチの設定などの操作や機能設定を実現します。
オプションのBluetoothヘッドセット「VS-3」を使用すれば、音声受信とリモート操作が同時に可能となり、さらに運用の自由度が広がります。IC-R30をかばんに入れたままスマートに運用したり、電波環境のよい窓際などに設置して離れた場所から受信を楽しむなど、さまざまなシーンでより便利にIC-R30を運用いただけます。
★おもな特長
・広帯域ハンディレシーバーIC-R30をスマートフォンからリモート操作することが可能。・2波同時受信の運用に対応。
・VFO運用、メモリーチャンネル運用、スキャン、録音、ボリューム、スケルチ調整などの操作に対応。
・オプションのVS-3と組み合わせることで、VS-3による音声受信とスマートフォンでのリモート操作を同時に実現。
・無償でダウンロード・使用が可能。
同アプリでのリモート操作には、IC-R30本体のファームウェアをVer.1.10以降に更新する必要があるが、14日15時に同ファームウェアも公開された。ファームウェアをVer.1.10に更新後は、IC-R30本体に下記の機能が追加されるという。
・RS-R30I/RS-R30Aに対応
・バックライトの自動点灯機能に、受信時の自動点灯も追加
・プログラムスキャンエッジのMODE、TS、RFゲイン設定の制限一部緩和
・一時スキップの機能アップ
・DUPスキャン機能を追加
・メモリースキャン中のDUPチェック機能を追加
・メモリーグループの挿入/削除/移動操作とグループ設定を連動
・メモリーモードでチャンネルのグループをまたいでのUP/DOWN操作を追加
・Bluetoothヘッドセットの音声接続を自動的に切断する機能を追加
・Bluetoothヘッドセットと本体スピーカーの音量を自動で別々に設定可能に
・電池残量画面にバッテリー状態情報を追加
・スケルチ連動録音によるファイル分割機能改善 など
●関連リンク:
・RS-R30A(Google Play)
・RS-R30I(App Storeプレビュー)
・ハンディレシーバーIC-R30をリモート操作できるスマホアプリ「RS-R30I」の無償ダウンロードを本日より開始(アイコム)
・IC-R30 ファームウェアダウンロード(アイコム)
・新製品資料PDF RS-R30I、RS-R30A(アイコム)
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