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<写真で見る>移動運用車両コンテストで表彰、「スーパー自転車モービル」の細部を紹介!!

5月18日に開催された「第2回かながわアマチュア無線フィールドミーティング in 宮ヶ瀬」(JARL神奈川県支部主催)の会場で「移動運用車両コンテスト」が開催された。多数のエントリー車両の中から、見事に最優秀の支部長賞を獲得したのは、自動車ではなく“自転車”だった!! その「スーパー自転車モービル」の詳細を写真で紹介しよう。

製作した自転車モービルにまたがる、JR1OAO・中島氏(写真左)。自立式マストは最大10m高で八木やデルタループなど、さまざまなタイプを用意

製作した自転車モービルにまたがる、JR1OAO・中島氏(写真左)。自立式マストは最大10m高で八木やデルタループなど、さまざまなタイプを用意

 

 5月18日に開催された「第2回かながわアマチュア無線フィールドミーティング in 宮ヶ瀬」(JARL神奈川県支部主催)の会場で行われた「移動運用車両コンテスト」。無線運用に特化したキャンピングカーをはじめ、さまざまなタイプの“無線車”が多数エントリーしたが、その中から最優秀となる支部長賞を受賞したのは、JR1OAO・中島氏が製作した「自転車モービル」だった。
 ベースは買い物用としても利用者が多い「電動アシスト式自転車」だが、ここにセパレート式のモービル機「IC-7000S」とノートパソコンを設置。さらにソーラーバッテリーでの充電も可能な充電池を搭載、さまざまなアンテナを装備してHF~430MHz帯のオールモード運用を可能にしたという渾身の1台だ。

 

JR1OAO・中島氏による「スーパー自転車モービル」車両の特長

 

・車の入れないところでも、どこでも移動可能
・自立式のマスト(最大10m高)を装備
・バッテリーフォルダを低重心部に設置
・太陽電池パネルで補助充電
・PCが載せられるテーブル
・ハンドルにIC-7000Sのコントロール部、PTTも装備
・ヘッドセットで運用可能

 

 小中学生の時にアマチュア無線を始めたハムなら、ハンディ機やポータブル機を前カゴに入れての「自転車モービル」を楽しんだ経験があるかもしれない。では、工夫と遊び心が満載された、スーパー自転車モービルの細部を紹介していこう。

 

ハンドル部にノートパソコンを固定できる台を固定。その上にはIC-7000Sのコントロール部を設置(写真左)。フロントのカゴには430MHz帯のダイポールも(写真右)

ハンドル部にノートパソコンを固定できる台を固定。その上にはIC-7000Sのコントロール部を設置(写真左)。フロントのカゴには430MHz帯の垂直ダイポールも(写真右)

 

ハンドルの左側にトグル式のPTTスイッチを取り付け

ハンドルの左側にトグル式のPTTスイッチを取り付け

 

後部には荷物の入るボックスを固定。上部に補助充電用のソーラーバッテリーが(写真左)。自転車のスタンドは幅を拡大し安定性を向上(写真右)

後部には荷物の入るボックスを固定。この中にIC-7000S本体が入っている。ボックスの上部に補助充電用のソーラーバッテリー(写真左)。自転車のスタンドは幅を拡大し安定性を向上。これにより10m高のマストも自立可能に(写真右)

 

フレームの最下部に無線機に電源を供給するバッテリーを設置。低重心なので走行時も安定

フレームの最下部に無線機に電源を供給するバッテリーを設置。低重心なので走行時も安定

 

 

●関連リンク:
第2回かながわアマチュア無線フィールドミーティング in 宮ケ瀬(JARL神奈川県支部)

・JARL神奈川県支部

・JARL神奈川県支部 公式Facebookページ

 

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