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【追記あり】<運用は2016年1月か2月を予定>3Z9DXが北朝鮮(P5)からアマチュア無線の運用許可を取得!!

DX情報を紹介する海外サイト「DX-WORLD.net」は3月10日、3Z9DX・Dom Grzyb氏が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の当局から、同国内におけるアマチュア無線活動の許可を得たというニュースを速報で伝えた。運用は2016年1月か2月に14/21/28MHz帯の3バンドで5日間行われる予定という。

 

 

平壌市内の風景(Wikipediaより)

平壌市内の風景(Wikipediaより)

 

 

 DX-WORLD.netが報じた内容の要旨を以下に紹介する。

 

『最も要求度の高いDXCCエンティティーである、P5(北朝鮮)におけるアマチュア無線活動の許可が、3Z9DX・Domに下りた。
 彼は平壌の当局者から、北朝鮮軍に関連する通信部署と最終打ち合わせのため、北朝鮮に招くという内容の手紙を受け取ったという。この打ち合わせは2015年12月に行われ、運用は2016年1月または2月の予定になるだろう。

 

 北朝鮮の通信当局によると、Domには、平壌市内の安全が保証された場所で、2人の政府職員が24時間監視する中、20/15/10mの3バンドだけをマルチバンドのバーチカルで運用する許可を出される。運用は5日間の見込み。
 現時点では、SSBのみで運用する単独のエクスペディションだが、もう1人、CW用のオペレーターが同行できるよう、懸命に働きかけている。
 ペディション実現への進捗状況は随時Webにアップデートされる予定』

 

 このペディションが実現した場合、北朝鮮からの運用は2001年秋から約1年間QRVした「P5/4L4FN」以来となる。日本への伝搬はまったく問題ない地域だが(P5/4L4FNは2002年5月26日、Eスポ伝搬で50MHz帯でもJAに入感した)、世界的には猛烈なパイルアップとなることは必至だ。今後の動向に注目していきたい。

 

2001年秋から約1年間、北朝鮮からQRVした「P5/4L4FN」のQSLカード

2001年秋から約1年間、北朝鮮からQRVした「P5/4L4FN」のQSLカード

 

 

【2015年12月20日 10:30JST追記】
12月20日の09:00JST頃から、21.222MHzで「P5/3Z9DX」のQRV情報がある。スプリットup5の指定中で、多数の局と交信を行っている。以下にDX Scapeのコールサイン検索画面を掲示する。

 

DX Scapeのコールサイン検索画面より

DX Scapeのコールサイン検索画面より

 

 

 

【2015年12月20日 11:30JST追記】

当初JAでは8エリア中心の入感だったが、その後は7や1エリアでも入感(QSBが多い)。11時10分現在、up5-10のスプリットで捌いていたが、その後入感がなくなった。

 

なおDX-World.netはこの運用について、速報で「Earlier today (December 20), Dom 3Z9DX phoned DX-World to say that “all was well and Sunday would be a day to test equipment and possibly work a few stations”」「At 00:03z, P5/3Z9DX started limited activity on 15m SSB」と伝えている。
http://www.dx-world.net/p5-3z9dx-activation-of-north-korea/

 

 

●参考サイト:Activation of North Korea(DX-WORLD.net)

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