★八重洲無線
八重洲無線は「災害に強い、現場で活躍する無線通信」がテーマ。ブース内を「危機管理・自主防災」「消防活動・災害相互連絡」「近距離・中距離連絡 位置情報管理システム」「構内監視・緊急通報 災害復旧」「企業内連絡・BCP対策」などのコーナーに分け、ソリューションの展示と提案を行っていた。
同社は260MHz帯の消防救助デジタル無線の機器は製造していないが、エーオーアール製のデジタル受令機などをソリューションの1つとして展示。さらに今回初お披露目として460MHz帯のアナログ消防署活系無線機、VXD450Fの展示も行っていた。
★その他のメーカー
アマチュア無線機器でおなじみのメーカー以外で注目の展示をいくつか紹介しておこう。
まず株式会社落雷抑制システムズによる「落雷抑制型避雷針」。避雷針上部にマイナスの電荷を誘起させることで、上空の雷雲からの落雷を“抑制させる”という新型のPDCE避雷針で、設置場所から内側60度(製品によってはそれ以上)の保護角を得られるという。電源は不要で保守の手間も不要。すでにアマチュア無線家でアンテナタワーに導入した例もあるという。ブースでは詳しい原理や設置方法などを聞くことができた。
このほか、JRCブランドの日本無線株式会社、800MHz帯MCA無線の一般財団法人 移動無線センターなどもブースを出展している。また通信機器以外ににもさまざまな防災用品、救急資機材、非常用電源などの展示もあった。
●関連リンク:
・危機管理産業展(RISCON)2015
・第一電波工業
・アイコム
・アルインコ
・八重洲無線
・落雷抑制システムズ
・日本無線
・本田技研工業
・ヤマハ発動機
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