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<初お披露目の新製品も登場、話題の落雷抑制装置も展示中>10月16日(金)まで開催、「危機管理産業展(RISCON)2015」会場リポート


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★八重洲無線
 八重洲無線は「災害に強い、現場で活躍する無線通信」がテーマ。ブース内を「危機管理・自主防災」「消防活動・災害相互連絡」「近距離・中距離連絡 位置情報管理システム」「構内監視・緊急通報 災害復旧」「企業内連絡・BCP対策」などのコーナーに分け、ソリューションの展示と提案を行っていた。

 同社は260MHz帯の消防救助デジタル無線の機器は製造していないが、エーオーアール製のデジタル受令機などをソリューションの1つとして展示。さらに今回初お披露目として460MHz帯のアナログ消防署活系無線機、VXD450Fの展示も行っていた。

 

八重洲無線のブース

八重洲無線のブース

エーオーアールの製造による260MHz帯消防救助デジタル無線受令機(AR-F400、AR-F50)も展示

エーオーアールの製造による260MHz帯消防救助デジタル無線受令機(AR-F400、AR-F50)も展示

初お披露目となる460MHz帯のアナログ消防署活系無線機・VXD450F。260MHz帯の消防救助デジタル無線を導入した自治体は、希望すれば460MHz帯アナログ消防署活系無線の免許を受けることが可能になったという

初お披露目となる460MHz帯のアナログ消防署活系無線機・VXD450F。260MHz帯の消防救助デジタル無線を導入した自治体は、希望すれば460MHz帯アナログ消防署活系無線の免許を受けることが可能になったという

 

★その他のメーカー
 アマチュア無線機器でおなじみのメーカー以外で注目の展示をいくつか紹介しておこう。

 まず株式会社落雷抑制システムズによる「落雷抑制型避雷針」。避雷針上部にマイナスの電荷を誘起させることで、上空の雷雲からの落雷を“抑制させる”という新型のPDCE避雷針で、設置場所から内側60度(製品によってはそれ以上)の保護角を得られるという。電源は不要で保守の手間も不要。すでにアマチュア無線家でアンテナタワーに導入した例もあるという。ブースでは詳しい原理や設置方法などを聞くことができた。

 このほか、JRCブランドの日本無線株式会社、800MHz帯MCA無線の一般財団法人 移動無線センターなどもブースを出展している。また通信機器以外ににもさまざまな防災用品、救急資機材、非常用電源などの展示もあった。

 

落雷抑制システムズによる「落雷抑制型避雷針」の展示

落雷抑制システムズによる「落雷抑制型避雷針」の展示

落雷を抑制する「PDCE避雷針」各種。アマチュア無線のアンテナタワーに設置の場合、頂部への取り付け方法やアンテナすべてを保護角内に収める工夫が必要となる

落雷を抑制する「PDCE避雷針」各種。アマチュア無線のアンテナタワーに設置の場合、頂部への取り付け方法やアンテナすべてを保護角内に収める工夫が必要となる

日本無線(JRC)もブースを出展

日本無線(JRC)もブースを出展

デジタルMCA無線の一般財団法人 移動無線センター。最近は宅配便業者による利用は減り、自治体の利用が増加しているとの説明があった

デジタルMCA無線の一般財団法人 移動無線センター。最近は宅配便業者による利用は減り、自治体の利用が増加しているとの説明があった

本田技研工業、ヤマハ発動機もブースを出展し、発電機各種を展示

本田技研工業、ヤマハ発動機もブースを出展し、発電機各種を展示

 

●関連リンク:
・危機管理産業展(RISCON)2015
・第一電波工業
・アイコム
・アルインコ
・八重洲無線
・落雷抑制システムズ
・日本無線
・本田技研工業
・ヤマハ発動機

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