先週のランキング1位は、「<1200MHz帯レピーター局の出力を1W減力へ>総務省、『既存局については再免許までの間に減力していただくこととなります』と“考え方”を明記」。総務省は実用準天頂衛星システムの導入に向けて、これらの無線局の技術基準に係る制度整備を図るため改正案を公表した。その中には「1200MHz帯のアマチュア無線用レピーター局の空中線電力を1Wに制限する」という項目が盛り込まれている。同省では、9月末から1か月間にわたり改正する省令案等の意見募集を広く行ったところ、この度、アマチュア無線家と思われる個人2名から提出された意見に対し、“1200MHz帯レピーター局の出力を1Wへ減力する改正案は修正しない方針”だと、考え方を表明! その結果に関心が集まった。
続く2位は、第一電波工業株式会社から7MHz帯のモノバンドV型ダイポールアンテナ「HFV40」が発売!というニュースだ。同製品はエレメント長が片側2.3m、回転半径約1.65m、重量約2kgというコンパクトサイズで、先端エレメントを動かすだけでSWRの調整が簡単に行えるという移動運用やベランダ設置に適した製品。標準価格は38,880円(税込み)、発売開始は11月下旬を予定している。メーカーでは「人気のHFバンド、7MHz帯のモノバンドV型ダイポールアンテナを発売いたします。先端エレメントを動かすだけ! 工具いらずのカンタン調整。7MHz帯にこだわったアンテナだから感度は抜群です。移動運用に適していますが、ベランダ設置も簡単!」と紹介している。
4位にランクインしたのも、アマチュア無線関連の新製品ニュースだった。こちらは、米国のMilestone Technologies社が運営する「Morse Express」が、毎年クリスマスシーズンに「Christmas Key」というオリジナルの電鍵(キー)を発売。今年も2016年モデル「LT-MX16」の販売が同社Webサイトで開始されたというもの。販売は限定150個で、1台ずつにシリアルナンバーが入る。価格は89ドル95セント。限定モデルだけにコレクション性も高く、この日を待ちわびた電鍵コレクターも少なくないだろう。なお、製造は2008年から日本の株式会社GHDキーが委託されている日本製。GHDキーによると「ロゴプレートにシリアルが印刷、パーツは眩い 金メッキ、ツマミは座付、ベースはブラックウォールナット30×50mm、底面はフェルト貼り、バネ圧と接点間隔調整もできます」とのことだ。
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1)<1200MHz帯レピーター局の出力を1W減力へ>総務省、「既存局については再免許までの間に減力していただくこととなります」と“考え方”を明記
2)<工具いらずの簡単調整で移動運用に最適!!>第一電波工業、7MHz帯V型ダイポールアンテナ「HFV40」を新発売
3)【追記あり】<鋭意開発中の「IC-7610」と「IC-R8600」も展示!!>アイコム、12月10日(土)に大阪市平野区で「アイコム本社アマチュア無線フェスティバル」開催
4)【追記あり】<NHKの柳澤秀夫解説主幹(JA7JJN)も講演!!>JARD、11月23日の「秋葉原イベント」詳細を発表し聴講受付を開始
5)<クリスマス限定150個! 価格89ドル95セント>Morse Express社「2016 Christmas Key(LT-MX16 )」販売開始
6)<コールサインを言わない交信を電波監視により捕捉>中国総合通信局、広島県東広島市でアマチュア無線局を不法に開設した2名を行政処分
7)1エリア、2エリア、9エリアで更新----2016年11月19日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
8)<取り締まり逃れ!悪質巧妙な「偽装アンテナ」>九州総合通信局、トラックの荷台部をアンテナにしていた不法CB運用者を摘発
9)【ハムフェア2016】<10kHz~3GHzをカバー、デジタル通信にも対応!!>アイコム、広帯域受信機「IC-R8600」「IC-R30」を発表!!
10)<デジタル文字通信「JT65」>関東総合通信局、許可されていない無線設備やオフバンド運用などした違反行為で東京都と千葉県の無線家を行政処分
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