スキー場を舞台に若者の恋をさわやかに描いた、1987年の日本映画「私をスキーに連れてって」が、2017年3月3日(金)21時からスカパー!/ケーブルテレビの「チャンネルNECO」で放送される。作品中ではアマチュア無線機が主人公たちの連絡ツールとして大活躍する。当時、この映画に触発されアマチュア無線の資格を取得した若者も多く、1980年代終盤の“アマチュア無線ブームの火付け役”と言われている。
こちらの記事も参照↓
映画「私をスキーに連れてって」、主人公たちの“連絡周波数”が判明!?
(お正月スペシャル企画 なぜか記事になっていなかった、hamlife.jpの「未公開ネタ」5本を一挙公開!!)
https://www.hamlife.jp/2017/01/02/2017nysp/3/
ホイチョイ・プロダクション原作、馬場康夫監督の映画「私をスキーに連れてって」は、主人公のスキーが大好きなサラリーマンに三上博史、スキー場で出会ったヒロインに原田知世、そのほか原田貴和子、高橋ひとみ、布施博、沖田浩之、竹中直人、田中邦衛らが出演する1987年11月公開の作品だ。
映画には、当時の若者の間で流行していたツールが多数登場する。その一つがアマチュア無線機だ。主人公らは144MHz帯のハンディ機(IC-μ2)などを持ち歩き、車やゲレンデの連絡用としてスマートに活用する。携帯電話や自動車電話がまだ一般的でなかった時代(自動車電話の全国サービスは1984年から開始)、アマチュア無線のハンディ機は最先端の連絡ツールという位置づけだったのだろう。
おそらく多くのハムがこの映画を見たと思うが、主人公らがスキー場や車内でアマチュア無線機を使うシーンが何度も出てくる。が、その具体的な「連絡周波数」はご存じだろうか?? 実は映画の中で、ほんの一瞬だがモービル機のフロントパネルが映り、周波数表示が読み取れる部分があるのだ。
そのシーンは、主人公(三上博史)の女友達2人(原田貴和子、高橋ひとみ)が、万座スキー場のイベントで起きたハプニングを救うため、志賀高原から車(セリカ GT-FOUR)で万座へ向けて激走する場面。雪壁に車をぶつけながら渋滞回避のスピンターンを行うところで車内が映るが、そのときIC-28(144MHz帯のモービル機)が一瞬だけ見える。詳しくは下記の記事を参考にして欲しい。
映画「私をスキーに連れてって」、主人公たちの“連絡周波数”が判明!?
(お正月スペシャル企画 なぜか記事になっていなかった、hamlife.jpの「未公開ネタ」5本を一挙公開!!)
https://www.hamlife.jp/2017/01/02/2017nysp/3/
映画「私をスキーに連れてって」が放送されるのは2016年2月8日のNHK BS以来、約1年1か月ぶり。スカパー!やケーブルテレビ加入者は、上記のシーンにも注目しながらこの映画を楽しんではいかがだろうか。また同映画のDVDは下記Amazonリンクから購入できる。
●関連リンク:
・私をスキーに連れてって(チャンネルNECO)
・JM1OTQ (JJ1WTL 本林氏のブログ CIC)
●いったん広告です: