株式会社JVCケンウッドは1月31日、平成26年3月期 第3四半期(10~12月)の決算短信を同社Web上で公開した。連結売上高は前年同期を上回ったが、営業利益、経常利益は前年同期を下回り、赤字となった。
公表された「平成26年3月期 第3四半期決算短信」によると、連結売上高は2302億96百万円(前年同期比約58億円増)、営業利益は16億74百万円の損失(前年同期比約65億円減)。また経常利益は45億30百万円の損失(前年同期比約54億円減)となり、四半期純利益は56億98百万円の損失(前年同期比約43億円減)となった。
これにより、平成26年3月期の連結最終損益は70億円の赤字と、従来公表されていた予想(55億円の赤字)から、さらに赤字幅が拡大した。
なお同社は2013年11月に、役員報酬の減額と、幹部職の給与、賞与の減額および早期希望退職者の募集を行うことを表明していたが、早期希望退職者は満45歳以上の幹部職を対象に、約400名を募集することを今回公表した。さらに海外販売拠点と海外生産拠点の再編を行うとしている。
●関連リンク:
・ 2014年(平成26年)3月期 第3四半期決算短信 PDF(JVCケンウッド)
・ 国内早期希望退職者の募集および海外拠点改革に関するお知らせ PDF(JVCケンウッド)
・JVCケンウッド、早期退職400人募集 人件費1割削減(日経電子版)
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