三重県伊賀・名張地区のニュースとタウン情報を扱う情報サイト「伊賀タウン情報YOU」は4月15日、名張アマチュア無線クラブ(JE2YCR)が名張市役所と「災害時の情報収集に関する協定」を結び、同日、市長出席のもとで調印式が行われたことを報道した。
これは、南海トラフを震源とした大規模地震などを想定したもので、名張アマチュア無線クラブは、災害や緊急時などに市から要請があった場合は、市内の被害発生場所や状況、道路や公共交通機関の運行情報、ライフラインの被害状況などの情報提供を行う。こうした協定は三重県内では5例目という。
報道では、4月15日に名張市役所で市長出席のもとで行われた「調印式」の写真や、名張アマチュア無線クラブの原田会長の抱負も掲載。今年2月には、同クラブを管理団体として、市役所の屋上に「アマチュア無線通信のデジタル電波中継施設」(D-STARレピータのこと)を設けたことも紹介されている。
なお名張アマチュア無線クラブは、毎週土曜日の21時から145.28MHzでオンエアミーティングを開催しており、メンバー以外も参加可能。通算開催回数は実に1,500回を超えているという。
●関連リンク:
・「災害時の情報提供可能に アマチュア無線クラブと協定結ぶ 名張市」(伊賀タウン情報YOU)
・災害協定:無線クラブと名張市が結ぶ 情報収集に協力/三重(毎日新聞)
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