八重洲無線株式会社は2016年8月31日、同社の創業60周年を記念し、あす9月1日(木)18時から12月31日(土)18時までの4か月間、「YAESU 60th Anniversary CONTEST(八重洲無線創業60周年記念コンテスト)」を開催することを発表した。このコンテストは6部門に分かれて得点を競うもので、優勝者には参加部門に応じてFT-991AやFT-891、FTM-400XD、FT2Dなど同社の最新製品が贈呈されるほか、各部門上位3局を表彰、ログシート提出者全員に参加賞が贈られる。
同社が発表した規約によると「YAESU 60th Anniversary CONTEST」は、周波数帯を問わない「(1)WIRES-X部門」「(2)C4FM部門」のほか、HF~50MHz帯を使用する「(3)HF-Phone部門」「(4)HF-CW部門」「(5)HF-DATA部門」および(1)~(5)の複合参加が可能な「(6)マルチ部門」の計6つに分かれている。個人局はいずれか1部門のみ、社団は(6)のマルチ部門のみにエントリー可能。それぞれの部門優勝者には、参加部門に応じてFT-991A、FT-891、FTM-400XD、FT2D、M-1が贈呈される。
参加資格は日本国内のアマチュア局のみだが、交信相手はサービス局として海外局も可能という。送受信するコンテストナンバーや得点、加点などは(1)、(2)、(3)~(5)でそれぞれ異なるので、事前のルール確認を慎重に行う必要がある。
またログ提出には60局以上((2)C4FM部門のみ10局以上)との交信が必要。書類は同社所定の形式によるサマリー・ログを郵送または電子メールで、2017年1月31日23:59JST(郵送は消印有効)までに提出する。結果は2017年3月頃に同社のWebサイトで発表される予定だ。
アマチュア無線機器メーカーが開催するコンテストは、一定局数以上の交信を行って書類を提出した者を対象に、抽選で賞品を贈呈する「QSOパーティー形式」のものが多い。4か月間にわたって得点を競うことになる同コンテストに、どれぐらいの参加者(書類提出者)があるか注目される。以下に同社発表の規約を掲載する。
<追記 8月31日20時45分> 8月31日夜、八重洲無線のWebサイト内に31日夜に同コンテストの告知ページが設けられ、ルールの詳細のほか、サマリーシート・ログシートのダウンロードも可能になったので参照して欲しい。
なお同社は、このコンテスト以外にも創業60周年記念の企画を準備中とのことで、発表が期待される。
●関連リンク:八重洲無線創業60周年記念コンテスト
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