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<新プロジェクト「趣味×写真」でQSLカード画像も公開>カメラ映像機器工業会(CIPA)が「カメラとアマチュア無線」をプレゼンテーション

カメラや映像機器業界の一大イベント「CP+(シーピープラス)」を主催する一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2022年2月22日から27日まで「CP+2022」をオンラインで開催した。そのなかの主催者プログラムとしてプレゼンテーション動画「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言」が配信された。内容は“カメラ市場復活のヒントはアマチュア無線にある”として、アマチュア無線とカメラという2つの趣味について共通点や違いを深く考察している。この動画は3月31日まで無料で視聴できる。また3月1日からは『写真公募企画「趣味×写真」』も公開され、各局のQSLカード画像を見ることもできる。

 

 

「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言」より

 

 

「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言」は、CIPAの調査統計作業部会長 太田 学氏が担当。全編で1時間6分という長編のプレゼンテーション動画だ。開始からしばらくは同工業会が行った海外アンケート結果や現在のカメラ市場の状況などを解説している。

 

 ところが開始から39分が経過した時点で突然様相が変わる。大きなアンテナタワーを設置したアマチュア無線局の空撮画像と数局のQSLカード画像が流れ、アマチュア無線家が自分で撮った写真を使ってQSLカードを作成し、交信相手とシェアしていることを説明し始めるのだ。

 

「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言」より

 

 そして同工業会は趣味と写真の楽しい融和を目指す新プロジェクト「趣味×写真」をスタートし、その第一弾としてアマチュア無線を取り上げ、3月1日から公式サイトで公開すると案内。

 

 続いてJARL神奈川県支部が実施した「フォトコンテスト」の作品を紹介、アマチュア無線は世界的に「趣味の王様(King of Hobby)」と呼ばれていることに触れ、写真がKing of Hobbyと呼ばれたことはこれまでなかったと指摘。趣味の尺度は“沼の広さと深さ”であり、アマチュア無線家のアンテナへのこだわりとカメラ趣味の人の「カメラ沼」は相通じるものがあることなどを説明。「アマチュア無線家は本当にいいですね。“アンテナを変えました”と、すぐさま仲間に生の声で伝えることができるのですから。写真ファンはなかなかそうはいきません…」という太田氏の感想も聞かれた。

 

「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー KING OF HOBBY 奪取宣言」より

 

 また、プレゼンテーションのまとめで出てきた「アマチュア無線にあって、写真にないこと」の考察(アマチュア無線家は“アマチュアであることのプライド”を持ち、プロになる登竜門とは考えていない、“アマチュアを謳歌することの素晴らしさ”を知っている)も興味深かった。

 

 なお公式サイトで始まった写真公募企画「趣味×写真」でも、「アマチュア無線と写真には完ぺきな融和がある」として、同工業会が選んだ各局のQSLカード画像を見ることができる。詳しくは下記関連リンク参照のこと。

 

公式サイトでは写真公募企画「趣味×写真」もスタート。第一弾のアマチュア無線が掲載された

 

 

 

●関連リンク:
・CP+2022公式ページ
・CP+2022 オンラインイベントプログラム一覧
・KING OF HOBBY 奪取宣言(CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー)
・写真公募企画「趣味×写真」(CIPA)

 

 

 

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