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<JARD主催、“座学” と “実技” 合わせて37名が参加>6月18日に大阪・日本橋で開催された「アマチュア無線講座」の模様

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2023年6月18日(日)に、大阪・日本橋のデジハムサポート(ギガパレス株式会社)を会場に、関西初となる「アマチュア無線講座」(ビギナーズセミナー、初心者交信教室)を開催した。午前中のビギナーズセミナーは18名、午後の初心者交信教室には19名、合計37名の参加者で賑わった。

 

 

「アマチュア無線講座」の座学の模様

 

 

 JARDはアマチュア無線の入門者等を対象に、開局から運用までをサポートする「アマチュア無線講座」を、東京都豊島区のJARDハム教室を会場に年数回実施してきたが、このほど令和5年度の情報通信月間登録行事として、6月18日(日)に関西エリアで初となる同講座を大阪・日本橋電気街の無線ショップ、デジハムサポートで開催した。当日は9歳の小学生から70代の年配者まで幅広い年齢層が受講したという。

 

 JARDから届いた情報を抜粋し、当日の模様を紹介する。

 


 

6月18日、大阪市で「アマチュア無線講座」を開催しました

 

 6月18日(日)に大阪府大阪市のデジハムサポートにて、令和5年度情報通信月間登録行事の「アマチュア無線講座」のビギナーズセミナーと初心者交信教室を開催しました。関西エリアでは初めての開催です。

 

 

◆ビギナーズセミナー(10時~12時)
 講義は、①無線機器の選定方法、②開局手続きの方法、③運用の初歩の3つのパートで行われました。
「無線機器の選定方法」では、ハンディタイプ、モービルタイプ、固定タイプの順に使用する用途によって無線機器を選んで楽しむ方法やハンディタイプでも良い利得のアンテナに変えることで電波の飛びが良くなり、遠くのアマチュア無線家と交信が楽しめることなどが説明されました。
「開局手続きの方法」では、電子申請と書面申請での手続きの方法が説明し、「運用の初歩」では、交信を行う上でコールサインの構成、欧文通話表でのコールサインの言い方、和文通話表での名前の言い方など基本的な用語などの説明と、アマチュア無線のいろいろな楽しみ方(アワードやコンテストなど)の説明がありました。
 講義後には、受講者からアパートやマンションでのアンテナ設置、ハンディトランシーバーのオプションマイクやイヤホンの選び方、移動運用での発電機の選び方など熱心に質問がありました。

 

 

◆初心者交信教室(13~16時)
 最初に運用するための基本的な交信方法やQSLカードの書き方などが座学で説明し、実際に講師が模擬交信を行い、交信の見本を披露しました。
 午前のビギナーズセミナーに参加された多くの方が午後の「初心者交信教室」にも参加されていました。座学の後は、各グループに分かれて講師の指導により実際に電波を出して模擬交信を行いました。皆さん初めはマイクを持って話すことが不安な様子でしたが、しばらくたつと大きな声でコールサインや名前を言ったり、交信レポートの交換をしていました。
 一度交信が終わった後は、ほっとしたようで笑顔が出ていました。交信の後には、講師の指導で業務日誌に交信データを記入し、QSLカードにも交信データを記入していました。各グループとも、受講者同士が講師を交えて楽しみ方について話しあうなど、和気あいあいとした雰囲気でした。

 

初心者交信教室の模様

 

 今回の参加者からは「楽しかったです」「月1回、セミナーを開いてほしいです」「鹿児島から参加した甲斐がありました」「アマチュア無線の楽しみ方を改めて教わりました」「運用出来ていなかったのでこのような催しはありがたい」などの感想がありました。

 


 

 

 

●関連リンク:
・6月18日、大阪市で「アマチュア無線講座」を開催しました(JARD HAMtteミニブログ)
・JARDホームページ

 

 

 

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