8月18日付けの「電波新聞デジタル」(電波新聞社)は、8月19~20日に東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア2023」会場で、アルインコ株式会社が351MHz帯のデジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を参考出品すると報じた。今年6月の電波法令改正に伴い実現した “増波” に対応した製品で、上空用を除く全82chの送受信に対応している模様だ。
351MHz帯デジ簡の増波はこちらの記事を参考に↓
<メーカーも対応機を準備中?>351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)、6月1日の法改正で一挙に62波も増加し「全97チャンネル」に
電波新聞デジタルの報道によると、アルインコのDR-DPM62Wは車載・固定用の351MHz帯デジタル無線機(登録局)で、増波分を含めた全82chの送受信に対応(82ch=351MHz帯デジ簡の増波を含む全97chのうち、上空用15chを除いたチャンネル数)。無線機本体とスマートフォンをBluetoothで接続し、同社のアプリ無線にも対応する予定という。
この機種がハムフェア会場で展示されれば、2023年6月の電波法令改正後「初」の、デジ簡増波対応機の発表となる公算が高い。
「ハムフェア2023」のアルインコブースは、JAIAコーナー内のD-05に位置している。ライセンスフリー無線ファンはぜひチェックしていただきたい参考出品だ。
なお、「アルインコ株式会社」のブース番号「D-05」は、「【ハムフェア2023】<企業、クラブなど170団体が参加>事前にチェック! JARLが『ハムフェア2023』会場内のブース配置図(小間割り)を発表」の既存記事(2022年7月13日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
・ハムフェア2023特集 アルインコ(電波新聞デジタル)
・電波新聞デジタル ハムフェア2023特集
・アルインコ株式会社 電子事業部(8月18日8時30分現在、DR-DPM62Wの情報は掲載されていない)
・ハムフェア2023インフォメーション(JARL)
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