2023年8月19日(土)と20日(日)の2日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイト南展示棟3・4ホール(4階)で開催される「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2023)」。開催に先立ち、7月5日(水)に国立オリンピック青少年総合センター(東京都渋谷区)において、出展者説明会とクラブブースの小間割り抽選会が行われた。今回(7月5日時点)の出展団体数は「170(クラブ:145団体、ビジネス:16団体、後援・協賛:4団体、日本アマチュア無線機器工業会:5団体)」となっている。説明会に参加した出展者から当日の様子が届いたので紹介しよう。
「ハムフェア2023」出展者説明会とクラブブースの小間割り抽選会が、国立オリンピック青少年総合センター(東京都渋谷区)で開かれた
説明会の冒頭、アマチュア無線フェスティバル実行委員会の委員長でもあったJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)の辞任にともない(2023年6月25日記事)、急きょ委員長に就任した、澤田倉吉JARL東京都支部長(JG1DKJ)から「私、6月30日に突然でございますが、実行委員長に就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします」「ハムフェアを楽しみにしている皆さんも多いと思います。会場では“会える楽しみ”“集える楽しみ”そして新時代に向かって皆さんとの友好を深く結びつけていただければと考えています」と挨拶があった。
今回の出展者数は170団体で、コロナ禍の影響で3年ぶりに開催された昨年の「ハムフェア2022」の162団体よりは増えたが、コロナ禍前の「ハムフェア2019」の223団体には遠く及ばない。
当日は130名以上が出席。出展者向けの出展者証、搬入出許可証などが配布されたほか、ブース設置や電気設備、運営・警備などについて説明が行われ、休憩をはさみ、クラブ出展者向けの出展ブースのコマ割り抽選会を実施。抽選順にクラブ代表者が希望するブース番号を伝えていくという方式で滞りなく進められ終了した。
クラブ出展者は145団体(即売などを行う一般クラブ:86、販売を行わない純粋展示:59)で、クラブブースの小間割りはあらかじめ受付でランダムに割り当てられた番号にそって順番に呼ばれ、代表者が希望のコマを事務局へ伝えていく方式で抽選会が進められた
説明会で配布された場内のブース配置図を見る限り、ハムフェアに常連で出展していた販売店、3エリアの日栄無線、7エリアの東名電子、9エリアの中部特機産業をはじめ、メーカーではアンテナ製造販売のコメット、ラディックス、タワーのエフティーアイ、無線機器のエーオーアールなどを確認することはできなかった。また、会場からラジオ収録や生放送を行っていたブースも確認できなかった。
なお、会場となる南展示棟3・4ホール(4階)には、西展示棟前のアトリウムのような開会式が行えるオープンスペースがない。昨年(2022年)のときと同じく、南3ホール内の会場入口を入ったところに、入場待機スペースとメインゲートが設けられている。
●説明会で配布されたハムフェア2023会場配置図
(左側が西展示棟側につながっている、クラブブース枠は未記入)
※クリックするとPDF形式でダウンロードできます。
●最寄り駅、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」から南展示棟3・4ホールまでの道のり
※徒歩で8分弱程度(2019年に撮影)。
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●「ハムフェア2023」情報提供のお願い(このバナーをクリック!)
●関連リンク:
・ハムフェア2023インフォメーション(JARL Web)
・ハムフェア2023特別記念局8J1HAM開局式 会期前PR運用を開始!(JARL Web)
・一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
・東京ビッグサイトフロアマップ
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