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<製品の仕様を変更>アイコム、351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)の「増波に対応した製品を順次販売」と表明

アイコム株式会社は2023年9月8日、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)の増波に対応した製品を、今後順次販売することを公式サイトで表明した。製品の仕様を変更して35chから97chへの増波に対応していくという。同社は「今回の増波対応により、弊社デジタル簡易無線機を、さらに快適にご利用していただくことが可能になります」としている。

 

 

アイコムのニュースリリースより

 

 

「デジ簡」「DCR」とも呼ばれる351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)は、趣味の無線交信から業務連絡までさまざまな用途で使われ、2019年度末に約60万局だった無線局登録数は、2023年度末には約85万局、2026年度末には約105万局に達すると予測され、地域によってはかなりの混雑となっている。

 

 そのため今年6月1日に電波法令が改正され、チャンネル数は従来の35ch(うち上空用5ch)から97ch(うち上空用15ch)へと大幅に増波。その対応機種の発売開始が各方面から待ち望まれている。

 

 今回のアイコムの発表は次のとおり。

 


 

デジタル簡易無線機の増波に対応

 

 アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:中岡洋詞、東証プライム)は、デジタル簡易無線機(DCR)登録局の増波に対応。順次、対応製品を販売します。

 

 総務省よりデジタル簡易無線機の増波が発表され、登録局は35chから97chに増波されることになりました。これに伴い、弊社製品(登録局)の仕様を変更し増波に対応。対応製品を順次、販売していきます。

 

 平成20年(2008年)8月、簡易無線機にデジタル方式の周波数が割り当てられて以来、年々、デジタル簡易無線機の利用者が増え続け、⼀部の地域ではチャンネル不足による混信が問題となっていました。今回の増波対応により、弊社デジタル簡易無線機を、さらに快適にご利用していただくことが可能になります。

 


 

「ハムフェア2023」のアイコムブースにもライセンスフリー無線コーナーが設置されていた

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

デジ簡の増波と各社の対応は、この記事↓も参考に

 

(2023年7月8日掲載↓)
<メーカーも対応機を準備中?>351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)、6月1日の法改正で一挙に62波も増加し「全97チャンネル」に

 

(2023年8月19日掲載↓)
【ハムフェア2023】<デジ簡と無線アプリに対応>アルインコ、82ch実装の351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「DR-DPM62W」を開発発表

 

 

 

●関連リンク:
・デジタル簡易無線機の増波に対応(アイコム ニュースリリース)
・デジタル簡易無線登録局(DPR)(アイコム 製品情報)
・簡易業務用無線機(アイコム 製品情報)

 

 

 

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