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<21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えたい>手作りイベント、10月1日(日)10時から埼玉県狭山市で「電波文化祭 サイクル1」を開催

「ハムフェアは目標ではないことに気づいた」「もし出展したとしても、我々のブースの前を素通りしていく人が多いのではないかと心配になった」という、R16 Friendship Radio の主催者である大瀧さん(JN1GGZ/さやまR16)が中心となって、色々な人たちと出会う場となる「電波文化祭 サイクル1」と題した初の手作りイベントを、2023年10月1日(日)10時から15時まで埼玉県狭山市の「サンパーク奥富・多目的ホール」で開催する。テーマは「21世紀の子どもたちにアマチュア無線を伝えたい…」で、無線の楽しさを伝えるための場所&機会を提供するとした呼びかけに対して、予想を超える多くの賛同者(出展者)が集うことになった。

 

 

 

 

 

 昨年7月より活動を始めた、R16 Friendship Radioの主催者である大瀧さん(JN1GGZ/さやまR16)を中心に、「ハムフェア2023の出展を取り止めたら、ほかにどうような方法があるだろうか?」と考え、単独の手作りイベントとして「電波文化祭 サイクル1」の開催に辿り着いたという。

 

 その結果、「9月か10月に狭山市かどこかで、100人程度集まるイベントを開催したい」「多くの人に出展者になってもらい、違う景色を見てもらいたい」「1分でも10分でもいい。プロジェクターでプレゼンしてほしい」「クラブや団体に属さず、ひとりでユニークな活躍している局の“アイボールコーナー”にしたい」など、さまざまな“こんなことしたい!”が生まれた。その過程は、記事下の「関連リンク」にある「開催までの経緯>HamMeetUp(仮称)開催のための思考実験」に詳しく書かれている。

 

 

「ハムフェアの休憩コーナーは喧騒から切り離された会場端にある。この休憩コーナーを会場中心に配置したら、休憩しながらも会場の空気を感じられ、出展者・参加者のコミュニケーションを図ることができるはず。休憩コーナーではなく『センタースクエア』と名付けよう」とイベント発起人の大滝さん(JN1GGZ/さやまR16)

 

 

●「電波文化祭 サイクル1」イベント概要

 

●開催日時
日時:2023年10月1日(日)10時~15時
※出店費も参加費も無料で開催

 

●開催場所
サンパーク奥富・多目的ホール
埼玉県狭山市下奥富2552-1
最寄り駅:西武新宿線「新狭山駅」

 

●案内説明
誰とでも交信できるバンド
電波文化祭 サイクル1
開催します!

 

21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい…。そんな思いを共有できるみなさまと「電波文化祭 サイクル1」を開催したい。まずは私たち自身が楽しいことから…。

 

「無線家は『消費者』ではなく『開発者』であること」
・日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを「発見」すること。
・誰かがやってくれるのを待つのではなく、必要なものは自分で「開発」せよ。
・仲間と共有しながら「開発」して行こう!
・Cooperation Makes It Happen !

 

 

「電波文化祭 サイクル1」が行われる「サンパーク奥富・多目的ホール(埼玉県狭山市)

 

 

 R16 Friendship Radioでは、電子回路を開発するもの、作るもの、試すもの、キット化するもの、告知するもの…と、それぞれ得意とするメンバーの共同作品として、電波を使わずに、室内で5m以上離れた場所にいる相手とモールス信号を送信・受信できる、光モールストランシーバー「FTR102」を開発・製作。その基板を、学生など若い人たちに無料で頒布する活動も行っている。

 

 なお、光モールス・ボイストランシーバー「FTR105」の開発中ということだ。

 

 

 大瀧さん(JN1GGZ/さやまR16)から以下のメッセージが届いている。

 

 

 

Cooperation Makes It Happen !

 

「ひとりでは実現が困難な計画を、協力して実現させること」
・ひとりでできないことを諦めなくていい。
・タワーなど必要なかった。無線機すら必要はなかった。
・憎しみあうことを困難にし、楽しくなることを容易にするもの。
・コールサインを持つ者は、良き社会人なのだ。そして親切なのだ。
・ひとりでは、こんなに楽しいことはできなかった。
・ひとりでもできることなら、する必要はなかった。
・ひとりでできないことを諦めなくていい。

 

 光トランシーバシリーズはまだまだ改善の余地があるでしょう。でもその改善は我々の仕事ではなく、作り使う人たちに任せたい。

 

 無線だけでなく光学や自然現象など、子どもさんの興味を持つ範囲に拡大したいきたい。子どもさんが工夫できる余地を残す。

 

 私の関心は無線そのものにあるのではなく、無線の周辺にあります。これからも無線の外周をデザインしていきたいです。

 

 

 

●関連リンク:
・電波文化祭 サイクル1
・電波文化祭 サイクル1 サイトマップ
・出展者情報など
・開催までの経緯>HamMeetUp(仮称)開催のための思考実験
・「電波文化祭 サイクル1」への出展者、参加者、会場参加できない記事執筆者の皆様へ、開催に向けてのコミュニティ「Discord」
・FTR102(光モールストランシーバ)

 

 

 

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