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<RFユニット基板不良で通信エラー等の不具合が発生>アイコム、「重要なお知らせ」でIC-905 / IC-905XGユーザーに “基板交換” などの改修を案内

アイコム株式会社は2023年12月15日、新製品のV/U/SHF帯トランシーバー「IC-905」と「IC-905XG」の国内販売分の一部ロットにおいてRFユニットの基板に不良があり、通信エラー等の不具合が発生することが判明したとして、同ユニットの基板交換とファームウェアの更新対応の実施を公式サイトの「重要なお知らせ」欄で発表した。対象機種はIC-905が80台、IC-905XGが20台。該当機種のユーザーに同社のリペアセンターへコントローラーとRFユニットを送料着払いで送付するよう呼び掛けている。

 

 

 

アイコムの「重要なお知らせ」より

 

 

 アイコムのIC-905・IC-905XGは今年8月に国内販売を開始した144/430/1200/2400/5600MHz帯のオールモード機(IC-905XGは10GHz帯トランスバーターのCX-10Gも付属)。ケーブルロスを減らすため、操作部(コントローラー)と本体(RFユニット)が分離し、LANケーブルで接続するようになっている。しかし購入した一部ユーザーから「使用中に両ユニット間で通信エラーが起きる」「最新のファームウェアを導入してもこのエラーが直らない」という指摘が上がっていた。

 

アイコムIC-905は操作部(コントローラー)と本体(RFユニット)が分離している

 

 今回のアイコムの発表は次の通り。なお、同社へユーザー登録を済ませている該当機種の購入者宛てには、昨日(12月14日)個別の電子メールで本件のお詫びと案内があったようだ。

 


 

IC-905/IC-905XGをご愛用のお客様へ

 

日頃は、弊社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

 

さて、弊社IC-905 / IC-905XGの国内販売分の一部ロットにおきまして、RFユニットの基板に不良があり通信エラー等の不具合が発生することが判明いたしました。

 

つきましては、該当するRFユニットの基板交換等およびコントローラーのファームウエアの更新対応をいたします。

 

お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、製品のシリアルナンバーをご確認の上、コントローラー及びRFユニットを、下記アイコム(株)リペアセンター IC-905改修係まで着払いでお送りいただきますようお願いいたします。ケーブル等の付属品は、お送りいただく必要はありません。

 

また、CX-10Gを同時にお送りいただければ、最新版にファームウエアを更新いたします。CX-10Gのファームアップについては、お客様側で実施していただくことも可能です。

 

この度は、お客様及び販売店様に大変なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

 

◆対象機器および改修内容:
・IC-905 シリアルナンバー 31001001~31001080
・IC-905XG シリアルナンバー 21001001~21001020
・改修内容:コントローラー/ファームアップ、RFユニット/基板の交換等
※CX-10Gのファームアップについては、お客様にて実施していただくことも可能です。その場合はお送りいただく必要はありません。

 

◆品名、シリアルナンバー表示箇所:

 

 

 

◆送付先:
 アイコム株式会社 紀の川事業所 リペアセンター IC-905改修 係
 〒649-6402 和歌山県紀の川市北勢田1079-18
 電話番号:0736-79-4335

 


 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・重要なお知らせ IC-905/IC-905XGをご愛用のお客様へ(アイコム)
・IC-905 製品情報(アイコム)

 

 

 

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