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<スタッフの高齢化で22年間の活動に幕>NPO法人「ラジオ少年」、2024年3月末に「部品とキットの頒布事業」を終了

スタッフの高齢化にともない、北海道のアマチュア無線家有志による組織、NPO法人「ラジオ少年」(代表:JA8ATG 原 恒夫氏)は、2024年3月末をもって「部品とキットの頒布事業」を終了する旨の発表を、2024年元旦(1月1日)に同法人のWebサイトで行った。すでに、昨年(2023年)4月1日には「アマチュア無線技士養成課程講習会」や「売り切れになった真空管ラジオキット・アンプキット、真空管、部品の補充」など終了して事業を縮小していたが(2022年12月1日記事)、今回をもって「部品とキットの頒布事業」についても幕を下ろすこととなった。

 

 

NPO法人「ラジオ少年」のWebサイトで発表があった、「部品とキットの頒布事業」を今年(2024年)3月末をもって終了する旨のお知らせ

 

 

 北海道札幌市に事務局を置くNPO法人「ラジオ少年」は、2005年5月に北海道知事から「NPO法人(特定非営利活動)」の認可を受け、基本方針に「ラジオ教材を世界の市場から調達して教育現場にお届けします」「インターネットを通してラジオ製作のお手伝いをします」「教育現場と青少年の皆さん(18歳以下)を優遇します」の3つを掲げて事業運営を行ってきた。

 

 そして活動の中心に置かれていたのが、「アマチュア無線技士養成課程講習会」のほか、NPO法人の認可を受けた2005年に開始して17年間続く「部品とキットの頒布事業」だった。

 

「部品とキットの頒布事業」については、過去にも“スタッフの高齢化にともない”という理由で、2020年3月末にを終了するとの発表があったが、それを知った多くの人たちからの激励を受け、終了を伸ばして今まで活動を続けてきた経緯がある(2019年11月17日記事)。

 

 改めて「私どもスタッフの高齢化のため、部品やキットの頒布事業を今年3月31日をもって終了することになりました。多くの先輩の皆さには、部品や真空管等の寄贈をいただき誠にありがとうございました。皆様のご支援のお陰で22年間の活動を続けることが出来ました。長期のご支援誠にありがとうございました」という案内を、新年を迎えた1月1日の元旦に同法人のWebサイトで告知した。

 

 

NPO法人 ラジオ少年のWebサイト

 

 

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<アマチュア無線技士養成課程講習会を終了>NPO法人「ラジオ少年」、スタッフの高齢化にともない2023年4月1日をもって事業縮小へ

 

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●関連リンク:NPO法人 ラジオ少年

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