週末の大嵐により、フィンランドとデンマークで2つのアマチュア無線クラブのアンテナタワーが破壊された。 12月6日に、フィンランドのRadio Arcala(OH8X)は、「世界最大のアマチュア無線アンテナ」と言われる160mと80mの八木アンテナを乗せた、高さ330フィート(約100m)のタワーが強風の犠牲になり倒れ、また、フィンランド全体で約200,000世帯が停電した。
OH8Xのタワー倒壊について、「巨大な構造物は平和に崩壊し、結果として、その他の6つのタワーには何も被害を与えず、誰も傷つけず、他の建物にもまったく損害を与えなかった」、とJarmo J. Jaakola氏(OH2BN)はリポートした。 「プロのエンジニアの努力によって、建設から5年を経たタワーを今まで確実に維持してきた。だから検査担当者は故障の原因究明に忙しい。おそらく、最適なアンテナ位置を常に探せるようにしているオートメーション装置が強風のためにロックされ、ねじれを引き起こしたと思われる。」
またデンマークでは、20mのOptiBeamとの40mの3エレ八木アンテナをサポートしているOZ5Eタワーのトップ上に、同じ嵐が襲いかかった。「全損」と、the Danish Contest Academyは自身のWebサイトで報告している。(ARRLニュース 12月9日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
●関連リンク
・「Storm Takes Down Amateur Radio Contest Club Towers in Northern Europe」ARRL NEWS
●いったん広告です: