3月16日の第3のSpaceX ISS再補給ミッションで打ち上げられる予定から遅延していたKickSatだが、4月18日19:25UTCに無事打ち上げが成功し、低い地球軌道に到達した。来月、KickSatとCubeSatは、それぞれが小さなクラッカーのサイズである100以上のスプライト衛星を軌道に放出する予定だ。 それらは、これまでで最も小さな地球軌道に乗って周回する衛星になる。
KickSatプロジェクトの、Zac Manchester氏(KD2BHC)は、「コーネル大学の我々と、世界中の数人のアマチュア無線家は元気に活躍する宇宙船の模様をキャッチした」と報告した。また彼は、KickSatが5月の初めに放出する予定の小さいスプライト衛星からの最初の信号を受信した人たち数人と同様、KickSatからのテレメトリ・パケットを受信した最初の数人に、コーネル大学の卒業生が賞を提供することを発表した。
KickSatビーコン(437.505MHzと2401~2436.2MHz)は、情報(バッテリー充電状態、温度、スプライト配備ステータスなど)を、テレメトリ・パケットで30秒ごと(充電モードのときは250秒ごと)に送信される。スプライト衛星はすべて、同一周波数の437.240MHzを使用する。 (ARRLニュース 4月19日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL )
●関連リンク:
・「KickSat Has Been Deployed in Low-Earth Orbit」ARRL NEWS
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