高視聴率で注目されている、NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。その9月11日(水)に放送された第141話の1シーンで、あまちゃん(能年玲奈)と「アマチュア無線機」が共演したことが、ハムの間で話題となっている。
この日のドラマに登場したのは、トリオ(現・JVCケンウッド)が1966年に発売した、50MHz帯AMポータブルトランシーバーの「TR-1000」。ドラマ主人公の天野アキ(能年玲奈)が、母親の出身地である岩手県北三陸市に帰り、漁協の仮事務所を訪ねたシーンで、事務所内の机上に設置されていたのが、この無線機である。
またこの日の別シーンでは、アイコムの受信機(IC-R7000?)と、外部スピーカー(トリオ製?)と思われるものが、TR-1000の下に置かれていることがわかるカットもあった。なお、仮事務所の屋外にアンテナのようなものは発見できなかった。
いよいよあと2週で終了する「あまちゃん」。この無線機が活躍するシーンはあるのだろうか。ハムにとっても最後まで見逃せないドラマとなりそうだ。

ハムフェア2013会場で「トリオ倶楽部」が展示していたTR-1000。上の画像と比較すると同じ機種であることがわかる。ちなみにこのリグは単1乾電池を8本使用し、DC12Vの「プラス接地」という風変わりなトランシーバーだ。送信は水晶式で最大5chの運用ができる。

別シーンをクローズアップすると、TR-1000の下にアイコム製の受信機・IC-R7000と思われるセットがあることが確認できた。外部スピーカーはトリオ製、安定化電源はダイワインダストリ製か?(NHK「あまちゃん」の映像から)
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