多くのファンに惜しまれつつ64年の歴史に幕を下ろした、東京・秋葉原の「秋葉原ラジオストアー」。2013年11月30日をもって9店舗すべてが移転または廃業し、その後はシャッターで閉ざされたままだったが、2014年に入って解体作業が始まった。そして、改めてその場を訪れると、なんと、9店舗の空きスペースすべてが「萌え系フィギュア」などを扱うショップに大変身していたのだ。
秋葉原のメインストリート、中央通りと交差するJR総武線ガード下にあった「秋葉原ラジオストアー」には、「有限会社さいとう」「有限会社トヨデン」「マルモパーツ有限会社」「株式会社パーツランド」「有限会社シーアール」「有限会社福永電業」「有限会社ストア・ミズタニ」「コイズミ無線有限会社」「有限会社タカヒロ電子」の9店舗が軒を並べていた。そして惜しまれつつ、2013年11月30日に全店が閉店(9月25日記事)。大きなニュースになったことは記憶に新しい。
シャッターが閉まった状態が2か月近く続き、2014年1月下旬には解体工事が始まったことを紹介したが(1月24日記事)、2月7日に改めて現地を訪れると、9店舗の跡地すべてが、「アキバのエックス」という、萌え系フィギュアなどを扱うショップに変わっていた。ショップ店員に確認すると、「秋葉原本店のJR高架下耐震補強工事に伴って、2月5日から3月下旬まで仮本店としてここで営業している」ということだった。
●JR総武線のガード下にある「秋葉原ラジオストアー」、64年の歴史に幕
●64年の歴史に幕を下ろした「秋葉原ラジオストアー」、ついに解体作業が始まった!
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