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<我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版! 戦前戦後の「JARL NEWS」をQTC-Japan.comが電子化し無料公開

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の機関誌「JARL NEWS」。とくに戦前の草創期から戦後のアマチュア無線再開(昭和27年)にかけての同誌は、我が国におけるアマチュア無線の歴史をひもとく上で、貴重な資料と言えるだろう。当時は今のような冊子タイプではなく、数枚の用紙に印刷された簡単なもので、時間の経過と共に用紙の劣化や資料の散逸が心配されていた。そんな中、アマチュア無線家の読者参加型オンラインマガジン「QTC-Japan.com」では、JARLの許諾を得て当時のJARL NEWSを電子化(PDF形式)し、誰でも無料で閲覧できる形で公開を始めた。

 

「QTC-Japan.com」トップページの赤線で囲った部分から、「JARL NEWS」の電子化アーカイブページへリンク(同Webサイトから)

「QTC-Japan.com」トップページの赤線で囲った部分から、「JARL NEWS」の電子化アーカイブページへリンク(同Webサイトから)

「JARL NEWS」の電子化アーカイブにより、我が国のアマチュア無線界の歴史的な出来事が誰でも知ることができる。非常に有益な取り組みと言えるだろう

「JARL NEWS」の電子化アーカイブにより、我が国のアマチュア無線界の歴史的な出来事が誰でも知ることができる。非常に有益な取り組みと言えるだろう

 

 QTC-Japanを主宰する川合信三郎氏(JA1FUY)は、電子化(PDF形式)による「JARL NEWS」のアーカイブの公開を同サイトで開始した。“永久保存版”としてダウンロードできるように、用紙の劣化を補正して再現性を高めるため試行錯誤(スキャニング)を繰り返し、解像度とダウンロード時間のバランスを探りながら作業を進めたという。

 

 公開について同サイトは、「 『先人の苦労や楽しみ方を研究して、現代の私たちが同じようなワクワク感を味わいたい』 という目的から、我が国のアマチュア無線創世紀に発行された『JARL NEWS 第31号、第60号~87号』並びに昭和27年発行の第134号~166号、そして昭和47年に発行の『JARL NEWS 第571号~605号』をデジタル化(PDF)してどなたにも閲覧できるようにいたしました」と記している。公開されているJNで一番古いものは1932年(昭和7年)10月発行の31号、戦後は1952年(昭和27年)7月発行の134号。

 

 例えば135号の「電波監理総局との交渉経過」、136号の「アマチュア無線再開声明」「駐留軍アマチュア局(KA局)」など、戦後のアマチュア無線再開の様子を生々しく伝えている一方で、JA1AC、JA1FM(YL)の訪問記が興味深く読めたと川合氏。147号には「理事長就任(JA1FG) 理事長辞任(ex J2JJ)」、144号には「堀口文雄氏(J5CC)の戦死の状況」という悲報も収録されていると伝えている。また163号は「JARL賛成25反対0でIARU復帰なる」など歴史的な記事が記録されていると解説している。

 

 JNアーカイブの後半には、当時の「コールブック」も掲載されているなど、先人たちの歩んできた歴史的資料は必見の価値が十分ある。お宝資料の数々がここに収められている。

 

 

「JARL NEWS」の電子化アーカイブページには、号数、発行日、記載内容の説明などがリスト化され、非常に見やすい。号数の部分をクリックすると、PDFデータがダウンロードできる(同Webサイトから)

「JARL NEWS」の電子化アーカイブページには、号数、発行日、記載内容の説明などがリスト化され、非常に見やすい。号数の部分をクリックすると、PDFデータがダウンロードできる(同Webサイトから)

 

 

●関連リンク:QTC-Japan.com

 

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