9月17日付け中日新聞のニュースサイト「CHUNICHI Web」は、奥三河のアマチュア無線界で草分け的な存在だった熊谷武郎氏・JA2WGが、1955年(昭和30年)から約60年あまり続けてきたアマチュア無線生活に区切りをつけ、閉局を決めたと伝えた。
記事によると、1952年(昭和27年)に連合国軍総司令部(GHQ)による禁止令が解かれた日本のアマチュア無線。その翌年、豊川工業高校3年生だった熊谷氏は免許を取得し、送信機と受信機を組み立て「JA2WG」を開局したという。
それから約60年。「耳が聞こえんくなってねえ。うまく交信できんのですよ」と、雑音に埋もれた微小な信号を聞き取ろうと、ヘッドホンの音量を上げる。長年の習慣が、積もり積もって耳を痛めたらしいと記事では伝えている。屋根の上にそびえるアンテナも、間もなく下される。
熊谷武郎氏・JA2WGの写真は、下記関連リンクの中日新聞ニュースサイトで確認できる。
●関連リンク:アマ無線60年、閉局決める 設楽の熊谷さん(中日新聞・CHUNICHI Web)
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