アイコム株式会社は11月19日、D-STAR対応ハンディ機のラインアップに「ID-51 新機能プラスモデル」を新たに追加した。この製品は従来のID-51に各種の新機能を追加したもので、2014年8月に全世界5,000台限定で発売し、すでに生産終了となった「ID-51 アイコム50周年記念モデル」とぼぼ同等の機能を搭載している。希望小売価格は54,800円(税別)。
アイコムが新たに発売した「ID-51 新機能プラスモデル」は、従来発売していたID-51に次のような機能を追加・強化したモデルだ。
◆Android端末に無償ソフト「RS-MS1A」をインストールすることにより、Android端末からの設定や操作、画像転送が可能
◆DVモードのFastデータ通信機能を装備、従来のID-51比で約3.5倍のデータ通信速度(3,480bps)を実現
◆簡単設定機能がアナログレピータにも対応
◆最寄りレピータ(D-STAR/アナログ)のスキャン機能
◆GPS送信モードとスローデータ通信の併用が可能
◆D-PRS受信の拡張、固定局/オブジェクト/アイテム/気象の受信に対応
◆GPSメモリーに高度情報を追加
◆DATA端子がCI-Vに対応
◆GPS送信モード/DVデータ送信/GPS選択設定等、CI-Vコマンドを拡張
◆CSVデータのインポートとエクスポートに対応
◆自局呼び出し時のアラーム機能
多くは2014年8月に全世界5,000台限定で発売した(すでに生産終了)「ID-51 アイコム50周年記念モデル」で搭載された新機能・強化機能と同等の内容。しかしデザインは従来モデルのID-51と変わらない。また「50周年記念オープニング画面」の搭載はなく、ロングアンテナも付属しない。
詳細は下記関連リンクで。PDF版パンフレットの閲覧も可能だ。
●関連リンク:
・ID-51 新機能プラスモデル(アイコム 製品情報)
・ID-51 新機能プラスモデル パンフレット PDF(アイコム)
・ID-51 アイコム50周年記念モデル(アイコム 生産終了品情報)
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