日本を代表する通信機器メーカーの日本無線株式会社(JRC)は、かつてアマチュア無線機器や民生用の全波受信機などの製造販売も行っていた。それらの製品には製造終了後に「修理受付期限」が設定され、すでに修理が受けられなくなった機種も多い。同社が現在も修理を受け付けているのは、受信機の「NRD-545」、トランシーバーの「JST-145」「JST-245」、リニアアンプの「JRL-2000F」「JRL-3000F」の5機種のみだ。ちょうど1年後に修理受付が終了する機種もあるので、ユーザーは十分注意しよう。
日本無線は1977年6月の全波受信機「NRD-505」を皮切りに、さまざまなアマチュア無線機や民生用受信機を製造販売してきたが、2007年12月に受信機の「NRD-545」とリニアアンプの「JRL-3000F」の製造終了をもって、事実上アマチュア無線業界から撤退した。その間に発売された各機種の修理受付期間に関する情報が、同社のWebサイトに掲載されている。
それによると、現在も修理を受け付けているのは下表に示した5機種のみとなっている(それ以外の機種はすでに終了)。
このうちトランシーバーの「JST-145」「JST-245」は、ちょうど1年後の2015年12月15日で受付終了となる。また受信機の「NRD-545」、リニアアンプの「JRL-2000F」「JRL-3000F」も3年後の2017年12月15日で終了となる。これらの製品のユーザーは十分注意が必要だ。
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・アマチュア無線機器の修理対応終了について(日本無線)
・JRCアマチュア無線機の変遷
・JRC アマチュア無線 パーソナル無線製品情報
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