3月3~6日に東京・有明で開催されている「SECURITY SHOW 2015」では、防犯カメラや入退管理システム、ホームセキュリティなど、社会の「安全・安心」を実現する最新の製品やサービスが多数展示された。hamlife.jpが気になったブースを、現地から紹介しよう!
「SECURITY SHOW 2015」に出展していたJVCケンウッド(左)、リズム時計工業の各ブース
株式会社JVCケンウッドは「緊急情報配信システム」を出展。災害発生前後の緊急情報を非常放送と無線で素早く伝えるというデモンストレーションを行った。
高いクオリティを誇る同社の業務無線機も展示され、4値FSK狭帯域デジタル方式の無線を採用した400~470MHz対応の「一般業務用無線」、UHF帯65ch対応の「簡易無線」、335.4~400MHz対応の「一般業務用無線」、142~162.0375MHz対応の「一般業務用無線」、VHF帯28ch(うちデータ専用9ch)+VHF帯9ch対応の「簡易無線」という、それぞれに対応したラインアップが用意されていた。
JVCケンウッドの業務無線機の数々。今回、業務用として使用できるすべてのタイプを製品化した
また、リズム時計工業株式会社のブースでは、全国200の地方自治体が導入しているという、さまざまなタイプの「家庭用防災ラジオ」を紹介。
一般的にこのような防災ラジオは、地方自治体の防災無線を受信するケースが多いが、最近の機種ではさらに地域コミュニティFM局からの緊急放送を自動的に受信するタイプや、導入が進むデジタル防災無線、MCA陸上無線システムと接続可能なタイプまで豊富に取りそろえられている。
なお、一般には販売されておらず、主に地方自治体向けの製品となっている。
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