アマチュア無線の資格を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。次回は8月18日(火)の20時42分から、大阪府豊中市立東丘小学校の児童が「8N3HO」のコールサインで行う予定となっている。交信を担当するのは、さる7月23日にISSへ到着したばかりの油井亀美也宇宙飛行士(KG5BPH)だ。
ariss.orgによると、8月13日現在で告知されている交信スケジュールは下記のとおり。
★大阪府豊中市立東丘小学校(8N3HO)
・日時(JST):8月18日(火) 20時42分~ 約10分間
油井宇宙飛行士が滞在する国際宇宙ステーションのコールサインは「NA1SS」。ARISS JapanのWebサイトによると、ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる。
過去、NA1SSから発射された宇宙飛行士の声は「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがTwitterに書き込まれていた。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら、受信のチャンスはありそうだ。参考までに当日この時間帯のISSの軌道を下記に示しておく。
宇宙飛行士との交信を楽しみに、準備を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、貴重な信号を静かにワッチするよう心掛けたい。
●関連リンク:
・Upcoming ARISS Contacts(ARISS.org 最新スケジュールを掲載)
・「きぼう」/ISSの目視予想情報(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構/JAXA)
・Twitter 油井宇宙飛行士(@Astro_Kimiya)
・豊中市立東丘小学校が8月に宇宙ステーションと交信(マチゴト豊中池田ニュース)
・豊中市立東丘小学校
・豊中市Facebookページ
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