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<162台の実測を終え、14件が不適合に>JARD、「スプリアス実態調査」の進捗状況を公表

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は4月6日、現在実施中のハンディ機およびモービル機を対象とした「スプリアス実態調査」の進捗状況をWebサイトで公表した。それによると3月31日現在で162件の実測を終了し、そのうち新スプリアス規格を満足しない「不適合」のものが14件あったという。またHFの固定機のスプリアス実態調査については予定よりも遅れ、4月下旬の募集開始を目指しているという。

 

 

JARD保証事業センターからのお知らせ(平成28年4月1日号)で「スプリアス実態調査」の進捗状況を公表

JARD保証事業センターからのお知らせ(平成28年4月1日号)で「スプリアス実態調査」の進捗状況を公表

 

 

 JARDは2005年12月以前の「旧スプリアス規格」で作られたアマチュア無線機(JARL登録機種および旧技適機器)について、今後の保証業務の参考とするため2016年2月8日から「サンプルによる実態調査」を始めた。現在はその第一弾としてハンディ機とモービル機を対象にアマチュア無線家から370台以上を借用し、新スプリアス規格に適合しているかの実測作業を行っている。

 

 また当初は「約2週間を目安」としていた無線機の借用期間を、実測前の準備段階で予想外に時間を費やし、さらに慎重に測定を行っていることから「2週間~1か月を目安」と変更している。

 

 4月6日にJARDが公表した、最新の進捗状況は下記の通り。

 


 

★スプリアス実態調査の進捗状況、HF固定局用無線機の募集開始について

 

 この2月からハンディ機とモービル機を対象として開始したスプリアス実態調査につきましては、3月31日現在で162件の実測を終了しております。うち不適合のものが14件ありました。この不適合につきましては、ユーザー様にて適切に処理していただきますよう、お願い申し上げます。

 

 また、HF帯固定局用無線機の募集については、少し遅れ4月下旬から開始する予定としております。募集開始をお待ちいただいている皆様には、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

 

 なお、現在、大切な無線機をお預けのうえ、お待ちいただいている皆様には、大変ご心配をお掛けしておりますが、実測は順次行っております。動作確認等測定の下準備や変調毎に多くの測定を要するなど、当初想定より時間を要しております。該当の方には個別にご連絡させていただいておりますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 今後とも、JARDのご利用をお待ちしております。

 


 

 

 なお2016年3月20日にJARL東京都支部大会で行われた、坂本JARD専務理事による講演では、「108台の実測を終えた段階で、スプリアス不適合は4台のみ」と明らかにした上で、「4台はいずれも基本波の近傍におけるスプリアスは基準内だったが、“高調波”が旧スプリアス規格も満たさないほど強かった」と説明した。こうした不適合の機種はWebサイト上で再募集を行い、別のアマチュア無線家から提供を受けた製品で再測定する方針という。

 

 まもなく総務省は、旧スプリアス規格で作られた機器を対象にした「スプリアス確認保証」(仮称)という制度の追加を発表する見込みだ。今後の動きに注目していきたい。

 

 

 

●関連リンク:
・JARD保証事業センターからのお知らせ(JARD)
・スプリアス実態調査の実施について(JARD)
・JARDスプリアス説明@JARL東京都支部大会(JJ1WTL 本林氏のブログ「CIC」)

 

 

 

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