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<「旧スプリアス機問題」に新たな動き!!>JARD、2月8日から旧スプリアス規格のアマチュア無線機で「サンプルによる実態調査」を実施!!

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、「旧スプリアス規格」のアマチュア無線機(JARL登録機種および旧技適機器)について、今後の保証業務の参考とするため2016年2月8日(月)から「サンプルによる実態調査」を実施する。この調査は広く一般のアマチュア無線家に協力を求め、対象となる無線機をJARDが借用して新スプリアス規格に適合しているかを実測するというもの。運送料や測定費用のすべてはJARDが負担する。

 

 

2月8日(月)11時に調査がスタート!! 関連記事はコチラ↓
<対象のリグを所有するアマチュア無線家に協力を呼びかけ!!>JARD、「スプリアス実態調査」の詳細を発表!!
https://www.hamlife.jp/2016/02/08/jard-spurious-chousa-start/

 

 

 総務省は2005(平成17)年12月に無線設備規則にある「スプリアス規格」の改正を行った。この改正前に製造された無線機器は、2017(平成29)年11月30日までに免許を受けた場合は2022(平成34)年11月30日まで使用できるが、2017(平成29)年12月1日以降は旧スプリアス規格のままでの開局や増設、変更ができなくなり、改正後のスプリアス規格に準拠させる必要がある。これがいわゆる「旧スプリアス機問題」と呼ばれるものである。

 

 アマチュア無線界では、2005年12月以前の旧規格で作られた無線機(JARL登録機種、旧技適機器、自作機など)が現在も多数使用されているため、それらで局免許を受けているユーザーからは2017年11月30日が近づくにつれ「今後、具体的にどうすればよいのか」を懸念する声が高まりつつある。

 

 そのため総務省はアマチュア無線局の「保証制度」を活用した、より簡便な対応方法を検討していると伝えられ、2月8日(月)からJARDが開始する「旧スプリアス機器の実態調査」は、その動きに呼応するものと見られる。今後、総務省からの発表が待たれるところだ。

 

 ではhamlife.jpが入手した、2016年2月5日付けのJARD発行の文書から全文を紹介しよう。

 


★JARDからのお知らせ
 2月8日(月) から旧スプリアス機器の実態調査を開始

 

・JARDでは、来る2月8日(月)から旧スプリアス規格のアマチュア無線機(JARL登録機種および旧技適機器に限定)について、今後、保証業務等の参考とすることを目的としてサンプルによる実態調査を実施することとしました。

 

・その方法は、広く一般のアマチュア無線家の皆様にご協力をいただき、対象の無線機をお借りし(運送料や測定費用のすべてをJARDが負担)、そのスプリアスが新規格に適合しているか否かについて実態調査(実測)を行うものです。

 

・実態調査は、数の多いハンディー機およびモービル機から優先的に実施します。

 

・実測した結果は、総務省に対し手続きが可能なデータシートをお付けして返却させていただきます。

 

・2月8日(月)の午前11時(予定)にJARDのホームページ上に、新たに「スプリアス実態調査」のご案内、対象機種および申し込みのページを開設しますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

★スプリアス経過措置

 

・このスプリアス規格の移行については、経過措置が二つ設けられております。

 

 (1)平成29年11月末で期限を迎える経過措置(免許手続き)
 新スプリアス規格への適合が確認できない旧スプリアス規格の無線設備での開設・変更の手続きができなくなります。 ただし、使用期限は付きますが、同設備での再免許は可能です。

 

 (2)平成34年11月末で期限を迎える経過措置(機器の使用)
 新スプリアス規格への適合が確認できない旧スプリアス規格の無線設備については、期限以降は使用することができなくなります。

 

・旧スプリアス規格の無線機を平成34年12月以降も継続して使用したい場合は、新スプリアス規格への適合を確認したうえで手続きを取る必要があります。

 

 

★アマチュア局の保証制度の活用

 

・平成27年9月に総務省から、旧スプリアス規格の無線設備への対応方法について以下の3つの方法が公表されております。

 

(1)新規格に適合した無線機器への取替え
(2)運用中の無線機器にフィルタを挿入するなど改修し新スプリアス規格へ適合させる
(3)運用中の無線機器を実測し新スプリアス規格への適合を確認する

 

・このほか、現在総務省において、この(1)から(3)の方法以外に、アマチュア局独自の保証制度を活用した、より簡便な方法の追加が検討されているところですので、その方法が示されれば、JARDとして対応して参りたいと思っております。

 

・また、自作機等でスプリアスの実測を希望される方への対応として、有料での実測サービスの提供について検討しております。

 


 

 

 旧スプリアス規格のアマチュア無線機(JARD登録機種、旧技適機器)を持つ無線家は、2月8日にJARDがWebサイトで募集要項を発表する「サンプルによる実態調査」に注目してほしい。

 

 

●関連リンク:
・JARDからのお知らせ(PDF)
・JARDホームページ

 

 

 

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