国際宇宙ステーション（ISS）に滞在中のアマチュア無線の資格を持つ宇宙飛行士と、子どもたちがアマチュア無線を使って交信するプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。7月下旬に予定している鳥取県西伯郡大山町の「大山町立大山小学校」が会場となるARISSスクールコンタクトのための臨時局として、中国総合通信局は「大山町立大山小学校アマチュア無線クラブ」に対し、「 8J4DISS 」のコールサインを発給したと6月21日に発表した。
ARISSスクールコンタクトの交信イメージ（中国総合通信局の報道資料から）
中国総合通信局が発表した内容は以下のとおり。
この無線局は、少年少女が国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士とアマチュア無線による交信（スクールコンタクト）を行うことにより、科学技術に対する理解と関心を深めることを目的として開設されたものです。
交信は、宇宙飛行士の勤務時間等を考慮して、ARISSから割り当てられる日程により約10分間、大山町立大山小学校に設置されたアマチュア無線局により行われます。
●アマチュア無線局「8J4DISS」の免許概要
免許人：大山町立大山小学校アマチュア無線クラブ
代表者：黒田 隆弘
免許の年月日：平成28年6月21日
免許の有効期間：平成28年8月31日
無線設備の設置場所：大山町立大山小学校（鳥取県西伯郡大山町佐摩340）
呼出符号：8J4DISS
周波数、空中線電力：145MHz帯 50W 他
また、鳥取県に本社を置く「日本海新聞」のニュースサイト「Net Nihonkai」は、国際宇宙ステーションと交信のため、鳥取と島根の両県からARISSスクールコンタクトに選ばれた児童らが、5月10日に地元のアマチュア無線家を講師に迎え学習会を行ったと報じている。
【動画】大山小児童らが無線交信を学習 日本海新聞（YouTubeから）
●関連リンク：
・中国総合通信局 鳥取県で小学生が宇宙飛行士と交信－スクールコンタクトにアマチュア無線局を免許－
・Amateur Radio on the International Space Station（ARISS Japan）
・ARISSスクールコンタクト
・大山小、宇宙と交信 NASA教育プログラム実践校に（日本海新聞 Net Nihonkai）
・大山町立大山小学校
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