8月20日(土)と21日(日)に開催されている「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2016)」。その初日に開催された開幕セレモニーと各メーカーの新製品を中心に、写真で紹介しよう。
開場を待つ入場者の長い行列
今年の「ハムフェア2016」初日である8月20日は、台風や熱帯低気圧の影響でときおり強い雨が降るあいにくの天気だったが、非常に多くの来場者があり、会場内は終日混雑する状態だった。本記事ではhamlife.jpが撮影した開幕セレモニーや各メーカーの新製品を中心に写真で紹介していく。なおクラブブースについては近く別の記事として紹介する予定だ。
メーカーブースとビジネスコーナーを俯瞰撮影(協力:JARL)
会場内はどこも大混雑。メーカーのプレゼンテーションが始まると多数の来場者が足を止めて聞き入る光景が見られた
JVCケンウッドの新製品、APRSとD-STARを搭載したTH-D74の実機は数多く展示され、自由に操作することができた
TH-D74とパソコン連携のデモも行われた
アイコムの“隠し球”となったIC-7610は、初日の朝にセッティング作業が行われたが、スタッフらが周囲で布を持ち、製品が開場前に見られないよう配慮していた
10時10分、多数の来場者が集まる中でIC-7610に掛けられていた布が取り払われ、ようやく製品がお目見えした
ベールを脱いだIC-7610。大きさは従来モデルのIC-7600とほぼ同じ。異なるバンド・モードで2波同時受信が可能で、高速リアルタイムスペクトラムスコープを搭載。さらにさまざまな入出力端子を装備しているのが特徴。価格や発売時期は未定とのこと
デジタル受信にも対応した広帯域受信機、IC-R8600とIC-R30
ターミナルモードとアクセスポイントモードを搭載した、ID-51新機能プラスモデルII。すでに売り切れ間近の色もあるという
八重洲無線のFT-991A。表示中も受信音が途切れないリアルタイムスペクトラムスコープを試すことができた
会場で初お目見えのリファレンスマイクロホン、M-1。限定発売の「60周年記念モデル」は、会場で早くも購入希望の問い合わせをする来場者が現れた
M-1のベース部分。さまざまなボタンやVR類が装備されている
クラブブースも終日混雑していた
17時からは会場近くのホテルでJARD25周年記念イベントが開催された。23日に出発する「小笠原DXペディション(JD1YBV)」の参加メンバーの結団式も行われた