一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2016年8月、同協会の創立25周年を記念したDXペディションを小笠原諸島(JD1)父島で行い、21名のメンバーが現地から実質2日半の運用を行い、国内外の約4,200局との交信に成功した。その詳細な運用リポートと公募による一般参加者から寄せられた体験記がこのほど公開された。
JARDの創立25周年記念行事の1つとして行われた「小笠原DXペディション」は、JA1HQG 有坂JARD会長を団長に、一般公募で決定した7名、全国高校アマチュア無線連盟の高校生3名、中学生1名、教諭1名など総勢21名(うち女性4名)で構成され、8月23日(火)に東京・竹芝桟橋を出発し28日(日)に帰着するという5泊6日のスケジュールで行われた。
目的地の父島には24日(水)11時に到着。同日午後からアンテナの設営を行い、27日(土)朝までの実質2日半にわたり「JD1YBV」「8J25JARD/JD1」のコールサインで、7/10/14/18/21/24/28/50MHz帯の各モードで運用を行った。ハイバンドのコンディションには恵まれなかったが、夜を徹してのCW運用などが奏功し、合計で約4,200局との交信を達成したという。
その模様を記載したJARDによる「小笠原DXペディションレポート」と、一般参加者による「小笠原DXペディション体験記」がJARDのWebサイトで公開された。運用状況などが詳しくわかる興味深い内容となっている。
詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・JARD25周年「JD1YBV」運用の報告(JARD)
・PDF JARD小笠原DXペディションレポート(JARD)
・PDF JARD小笠原DXペディション体験記(JARD)
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