2017年1月6日、総務省は2016年11末のアマチュア無線局数を公表した。それによると2016年10月末のデータから“185局”減少して43万5,352局となった。なんと4月末から8か月間、減少傾向が続いている。この間に合計1,037局少なくなった。また、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、11月末の時点で4,120局が免許登録(10月末時点は4,364局が免許登録)している。この間に244局が廃局となったと思われる。
<ついにピーク後の最低値を更新>
今回公表された数字は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピーク後、今まで最低だった2015年4月末の43万5,390局より、さらに38局少ない“ピーク後最低局数”を更新した。
●2016年11月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 123,106局(122,961局)
・2エリア(東海管内): 58,368局(58,435局)
・3エリア(近畿管内): 52,389局(52,369局)
・4アリア(中国管内): 27,817局(27,863局)
・5エリア(四国管内): 19,758局(19,767局)
・6エリア(九州管内): 37,270局(37,314局)
・7エリア(東北管内): 45,408局(45,471局)
・8エリア(北海道管内):39,586局(39,630局)
・9エリア(北陸管内): 11,040局(11,061局)
・0エリア(信越管内): 18,142局(18,184局)
・6エリア(沖縄管内): 2,468局(2,456局)
※カッコ内の数字は2016年10月末の局数を表す
●2016年11月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 1.097局(1,145局)
・東海管内: 340局(375局)
・近畿管内: 258局(282局)
・中国管内: 275局(291局)
・四国管内: 69局(72局)
・九州管内: 552局(579局)
・東北管内: 831局(888局)
・北海道管内: 339局(350局)
・北陸管内: 101局(107局)
・信越管内: 228局(245局)
・沖縄管内: 30局(30局)
※カッコ内の数字は2016年10月末の局数を表す
●関連リンク:無線局統計情報(総務省)
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