2017年1月29日、兵庫県尼崎市の尼崎リサーチ・インキュベーションセンターで、JARL兵庫県支部、大阪府支部の共催による「2017関西ハムシンポジウム」が開かれ、主催者側の発表で1,500人の入場者で賑わった。その模様を写真で速報しよう。
「2017関西ハムシンポジウム」の多目的ホールの模様
「関西ハムシンポジウム」は毎年1月下旬にJARL兵庫県支部、大阪府支部の共催、JARL関西地方本部の後援で開かれている、関西の“新春のアマチュア無線イベント”だ。今年は会場の多目的ホールに36団体がブースを出展。さらに小ホールや4つの会議室を使って多数のセミナーなどを実施。ホール前にはアマチュア無線機器メーカー各社も展示を行った。昼には会費制による新春パーティが開かれ、アトラクションや大抽選会で賑わいを見せた。その模様をhamlife.jpの撮影で速報しよう。
小ホールではパネルディスカッション「JARLシンポジウム これからのアマチュア無線」が行われた
第2会議室で行われたJAMSATの「初心者の衛星通信入門」の模様
第1会議室で行われた「7MHz ANT製作講習会」
午後から小ホールで行われたJARDによる「新スプリアス対応について」
DXCCのフィールドチェックコーナーも開設された
ARRL VE 神戸チームによるFCC試験も行われた
第2会議室で行われたフォーラム「モールス通信入門」の模様
昼には会費制の「新春パーティ」が行われた。歌手Masaco(JH1CBX)によるお楽しみ抽選会の模様
多目的ホールにはさまざまなクラブや販売店がブースを出展。写真は「リトルガンくらぶ」のコーナー
リトルガンくらぶが参考出品したコンパクトな「ポケットサイズ7MHz CWトランシーバ VN4002」は注目を集めた。今後同クラブは少量だが、このトランシーバの基板+パーツの頒布を計画していくという
「ポケットサイズ7MHz CWトランシーバ VN4002」の説明。試作機は独自測定で新スプリアス規格をクリアしたという
「松本留五郎と仲間たち」では14~50MHz帯に対応したロッドアンテナ式のフルサイズV型ダイポールをバラン・金具付きで販売
7~50MHz帯をカバーするダイポールアンテナキットをケース付きで25,000円で販売(松本留五郎と仲間たち)
IOTAコーナーではIOTAアワードのフィールドチェックも実施
JARL局、JA3RL/3の運用コーナーも設けられた
会場3階の研修室には「ひかりハムクラブ」が独自に展示コーナーを開設。おもしろアンテナの展示や製作会を行った。写真はJS3MXP 村田氏が製作したおもしろアンテナの一部。いずれも430MHz帯に同調している
JS3MXP 村田氏が製作した430MHz帯おもしろアンテナ。左は「CQ」、右は「QRZ?」とデザインされた飛行機
●関連リンク:2017関西ハムシンポジウム