株式会社JVCケンウッドは2017年5月10日、351MHz帯デジタル簡易無線登録局のハンディ機「TPZ-D553」のメモリーコントロールプログラム(フリーソフトウェア)、“MCP-8B”の新バージョンとなるVer.1.20を公開した。新たに無線機本体のファームウェア・バージョン表示機能を追加したほか、「エマージェンシー受信制限解除」と「セカンドPTT送信開始時間[秒]」の設定を追加した。なお新機能の設定にはTPZ-D553本体のファームウェアのアップデートも必要となる。
●「MCP-8B」の新バージョン、Ver.1.20のおもな変更点(2017年5月10日)
・無線機本体のファームウェア・バージョン表示機能を追加しました。
・「エマージェンシー受信制限解除」の設定を追加しました。
・「セカンドPTT送信開始時間[秒]」の設定を追加しました。
上記の「エマージェンシー受信制限解除」および「セカンドPTT送信開始時間」を設定するには、TPZ-D553本体のファームウェアも Ver.1.20へアップデートすることが必要となる。
そのためMCP-8B Ver.1.20が公開されたページの下部から、TPZ-D553のファームウェアアップデートプログラムもダウンロードできるようになっている。
なお、TPZ-D553でMCP-8Bを使用したり、ファームウェアアップデートプログラムを導入するためには、同社別売品のプログラミングケーブル「KPG-186U」が必要となる。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:TPZ-D553 メモリーコントロール用プログラム MCP-8B Version 1.20(JVCケンウッド)
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