関西テレビ放送は、2018年4月10日(火)よりカンテレ・フジテレビ系列で刑事ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」を放送する。坂口健太郎が演じる主人公の警察官が“廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる、過去を生きている刑事の声を頼りに、未解決事件を解き明かしていく”という設定なのだが、予告映像を見ると“過去と繋がる謎の無線機”はアイコムの「IC-3N」を改造したもののようにも見える。
「シグナル」は金銀姫(キム・ウニ)の脚本で、韓国のtvNで2006年に放送され人気を集めたテレビドラマだ。関西テレビ放送は同ドラマをリメイクし「シグナル 長期未解決事件捜査班」のタイトルで4月10日から毎週火曜日21時に全国ネットで放送する。
関西テレビ放送によると、このドラマのストーリーとキャストは次のとおり。
◆ストーリー:
警察官の三枝健人は、幼い頃に友達の女子児童が誘拐・殺害された事件で、女子児童を連れ去った謎の女を目撃した。しかし、そのことを警察に伝えるも誰にも相手にされず、事件は未解決のまま15年が経ち、時効間近となっていた。そんなある日、廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる声を耳にする。その声の主は健人と同じ事件を追う刑事で、事件に関する手がかりを話す。最初は信じられなかった健人だが、無線機越しの刑事から聞いた場所に向かうと、なんとそこには何者かの白骨死体が…。
その後も、その刑事と交信を続けるうちに、健人は自分が無線機越しに会話する相手の刑事が、過去を生きている人間であることを知る。二人は謎の無線機を通じて、お互いに協力し合い未解決事件を解き明かしていく—。
◆キャスト:
坂口健太郎 北村一輝 吉瀬美智子 木村祐一 池田鉄洋 青野楓 神尾楓珠 甲本雅裕 渡部篤郎
関西テレビ放送のWebサイトには同ドラマの特設ページが設けられ、予告編のプロモーション映像が公開されているが、大写しになる“過去と繋がる謎の無線機”は、アイコムが1982年に発売した430MHz帯のハンディ機「IC-3N」に大きなVUメーターを取り付け、銘板を剥がしてLEDランプを装着したもののようにも見える。
クリックするとプロモーション動画がスタート!!(YouTube)
ドラマの中では、毎回“過去を生きている刑事と無線でつながる”シーンで、この無線機が大写しになるかもしれない。IC-3Nであった場合はサムホイールスイッチの周波数設定も気になるところだ。久々にシャックの奥からIC-3Nを引っ張り出して、このドラマを視聴してはいかがだろうか?
見逃した方は、動画配信サービスの公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」や「GYAO!」で無料配信されている(期間限定)。下記、関連リンクから確認してみよう。
【5月15日 追記】
アイコム株式会社は5月15日、同社公式サイト内に「全国フジテレビ系列ドラマ『シグナル』にアイコムの無線機が登場しています」というトピックスを掲載した。
それによると、アイコムはこのドラマに美術協力を行い、同社製のアマチュア無線機・業務用無線機などが、警視庁未解決捜査班の設備などとして登場しているということだ。
●関連リンク:
・「シグナル 長期未解決事件捜査班」公式サイト(関西テレビ放送)
・GYAO!「シグナル 長期未解決事件捜査班」特設サイト
・民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」
・動画サイト「GYAO!(ギャオ)」
・全国フジテレビ系列ドラマ『シグナル』にアイコムの無線機が登場しています(アイコム トピックス)
●いったん広告です: