八重洲無線株式会社は2018年8月3日、C4FMデジタル対応の144/430MHz帯モービル機、FTM-100D/DHの新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.2.30、PANELファームウェアのVer.2.10、DSPファームウェアのVer.4.15をそれぞれリリースした。同社によると新機能の「DG-ID機能」に対応したという。なお予告されている「ポータブルデジタルノード」に関する言及は今回なかった。また同時にメモリー編集ソフトのADMS-9もバージョン1.1.0.0が公開されている。
FTM-100D/DHのファームウェアの公開は2016年8月1日以来。今回はメインファームウェア、PANELファームウェア、DSPファームウェアがそれぞれバージョンアップされた。発表した新ファームウェアの内容は下記の通り。
★8月3日に公開されたFTM-100D/DHの新ファームウェア:
・FTM-100D/DH用 メインファームウェア Ver.2.30
・FTM-100D/DH用 PANELファームウェア Ver.2.10
・FTM-100D/DH用DSPファームウェア(PCTOOL) Ver.4.15
おもな変更点:簡単にグループ設定ができるDG-ID機能に対応しました。
なお、ファームウェアの更新には、FTM-100D/DH付属のSCU-20(PCコネクションケーブル)を使用する。無線機とパソコンをSCU-20で接続する前に、あらかじめ、使用するパソコンにSCU-20のドライバーをインストールする必要がある。
アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FTM-100D/DH 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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