東西冷戦末期を舞台に、キューバで暮らすアマチュア無線家(セルジオ)とソ連の宇宙ステーション「ミール」に長期滞在する宇宙飛行士(セルゲイ)のアマチュア無線を通じた友情を描いた洋画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」が2018年12月1日(土)から全国で順次公開される。上映館の1つである東京・新宿の「東京武蔵野館」では、窓口で無線従事者免許証を提示すると同映画の一般料金が300円割り引きとなる、業界初(※配給会社調べ)の“無線技士割引”を実施する。
【追記:好評につき1月18日(金)まで上映延長】2019年1月9日(金)18時30分
新宿の「東京武蔵野館」では「ご好評につき延長決定!」として、2019年1月18日(金)まで上映延長を決定した。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」は、東西冷戦時代末期の1991年が舞台のスペイン・キューバの共同制作映画だ。“キューバで暮らす大学教授でアマチュア無線家のセルジオ(CM2CU)は、ある日宇宙ステーションに滞在中のソ連宇宙飛行士セルゲイ(U5MIR)からの無線を受信する。2人は交信するうちに、国境も身分も宇宙も越えて親友になる。そんな時、ソ連が崩壊したことで事態は急展開、セルゲイは帰還無期限延長を宣告されてしまう。家族を心配する親友を救おうと、セルジオは世紀の一大プロジェクトを思いつく”というストーリーで、アマチュア無線家からも注目されている。
映画の詳しい紹介と予告編はこの記事を参照↓
【予告編動画あり】<キューバのハムと“ミール”に滞在する宇宙飛行士の、電波による友情!?>映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」12月1日から全国順次ロードショー
12月1日から全国で順次公開される同映画だが、東京地区で唯一の上映館である新宿武蔵野館(新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F。JR新宿駅中央東口より徒歩2分)では、窓口で無線従事者免許証を提示すると一般料金1,800円から300円を割り引く、業界初(※配給会社調べ)の「無線技士割引」を実施するという。それ以外の上映館で同様の無線技士割引が行われるかは、それぞれの劇場に問い合わせて欲しいとのことだ。
この「無線技士割引」について、hamlife.jpでは配給会社に取材と確認を行った。割引対象などを整理すると次のようになるという。
(1)「無線技士割引」は、日本で発行された「無線従事者免許証」(本人名義)を窓口に提示した場合に限る。
(2)無線従事者免許証であれば、無線従事者資格や交付年月日は問わない。
(3)外国で発行された無線資格のライセンスや運用許可証は本人名義であっても割引対象外となる(劇場窓口での確認作業が混乱する可能性があるため)。
東京周辺のアマチュア無線家は、この割引を利用して同映画を鑑賞してはいかがだろうか。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」無線技士割引 実施決定!(新宿武蔵野館)
・映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」特設サイト(配給:アルバトロス・フィルム)
・映画「セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!」上映スケジュール
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